石川)小松明峰が銅賞 全日本吹奏楽コン高校の部

 名古屋市の名古屋国際会議場で21日にあった第66回全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の高校の部で、北陸支部代表として出場した小松明峰(石川)が銅賞を受けた。 2年連続で全国大会のステージに立った。自由曲は「プラハのための音楽1968」(フーサ)。68年、当時のチェコスロバキアで始まった社会主義の改革運動に対し、周辺国が軍事介入した「チェコ事件」で、フーサが怒りや悲しみを音楽で表現した作品だ。そうした激しい感情と芸術性の高さを、いかに表現するかに苦心したという。 顧問で指揮者の木村有孝教諭は「以前から挑戦したいと思っていた。たくさんのメッセージが音の中に入っているすごい曲。生徒たちは頑張ったので何も言うことはない」と話した。部長の森山明未紗(あみさ)さん(3年)も「他人にどう思われようと、今までで一番いい気持ちで演奏できました」と満足顔だった。

富山)熟練の話芸、会場笑いの渦 富山南光亭

 桂南光さんら桂米朝一門が出演する「朝日上方落語 第5回富山南光亭」(朝日新聞社主催、北陸朝日会など後援)が21日、富山市牛島新町のタワートリプルワンスカイホールで開かれた。南光さんら3人の話芸で、約200人が入った会場は笑いの渦に包まれた。 南光さんの1席目は「胴切り」。辻斬りに遭って真っ二つにされた男の胴体と脚が、別々に動いて働きに出るという設定。南光さんは途中、客席に「付いてこれてますか?」と尋ね、「妄想の世界。ほんまにあったらエラいことです」などと和ませながら噺(はなし)の世界に引き込んでいった。 南光さんは2席を務め、トリには「五貫裁き」を披露。ほかに、桂小鯛さんが「看板の一」、桂ちょうばさんが「ふぐ鍋」を口演した。 富山市の大学教員、高橋剛一郎…

兵庫)借り上げ復興住宅、退去命じる判決続く

 阪神・淡路大震災で家を失った人たちの住まいとして自治体が借り上げた復興住宅が2015年以降、次々に契約期限を迎え、住人が退去を求められている。明け渡しを拒む住人を自治体側が訴えた裁判では住人に退去を命じる判決が続く。問題の背景を探った。 「何とか最低限度の健康を保っている私にとって、今の家は、私の健康の一部です」。神戸市兵庫区の借り上げ復興住宅からの立ち退きを求める訴訟を市から起こされた男性(67)は、地裁へ出した陳述書(今年5月8日付)の中でそう居住継続を訴えた。 男性は西宮市の自宅が全壊。かつては料理人だったが、避難生活を続ける中で持病の腰椎(ようつい)ヘルニアが悪化。職を失い、アルバイトなどで生活をつないだ。仮設住宅暮らしを経て、神戸市が20年契約で都市再生機構(UR、当時は住宅・都市整備公団)から借り上げた復興住宅へ1999年に入居。借り上げの満期(2016年1月末)前に市から立ち退きを求められた。入居時、期限があるとは知らされていなかった。 今月17日に言い渡された地裁…