佐賀)マクラ1本ないワケは? ノリ漁師は平然として…

 「マクラ」(タケの太いやつ)が5本しかない。横に6本並んでいないといけないのに。1本は台風のときに流されたか。でも、ノリ漁師の川崎賢朗さん(58)たちは平然としている。なんで? 今いる福岡県境では、ノリ漁師たちはそうしているという。通常は1コマにタケは6列並べ、その間にノリ網は5列。だが病気が出やすい場所では4列に減らし潮通しをよくし、病気対策をしているのだという。 河口近くではタケだけ立てて、ノリ網を張らない場所もあるとか。川の水ではノリは死んでしまうので、淡水と海水が混ざりやすくする工夫という。 タケ立ては16日で終わった。…

鹿児島)国内最大の越冬地、出水平野に「ツルの季節」

 国内最大のツルの越冬地、出水市の出水平野は間もなく、ツルが舞い飛ぶ季節を迎える。18日に第1陣のナベヅルが飛来、例年11月には1万羽を超える。冬の風物詩として多くの観光客や写真愛好家が集まるが、ツルを優しく見守る配慮が必要だ。 出水には世界のナベヅルの9割、マナヅルの5割が集まるとされ、昨年は11月25日に1万5360羽を確認、21季連続の「万羽鶴」となった。ツルが多く集まるのは、ツル観察センターがある荒崎と、東干拓と呼ばれる干拓地。田に水をはった「ねぐら」で夜を過ごし、早朝から夕方は近くのエサ場などで過ごす。 県ツル保護会がツルによる食害防止のため給餌(きゅうじ)事業を行い、車のライトを遮る目隠し網を設置するなど保護・管理に当たる。2016年秋からのシーズンには高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出された。出水市は地域の基幹産業である養鶏業に対する風評被害やツルへの感染を防ぐため、ツル観察センターに出入りする車のタイヤ消毒に取り組むなど継続的な防疫にも力を注ぐ。 環境省なども「距離を保った観…

宮崎)不動産事業が新たな収益源 配当再開の宮交HD

 今年、21年ぶりに配当を実施した宮崎交通を傘下に持つ宮交ホールディングス(HD)=KM=。かつて過剰投資から経営不振に陥ったが、不動産事業を新たな収益源として配当にこぎつけるまでに再生を果たした。路線バス事業では人口減少から苦戦が続くが、「県民の足」を守るため試行錯誤を続ける。 6月上旬、宮崎県庁で開かれた宮交HDの決算記者会見。菊池克頼社長は「社長就任から会社としての企業経営の責任を考えてきた。配当は利益の還元という意味では大きな責務」と配当の方針を表明した。2011年度から黒字を続け17年度決算で利益剰余金が初めてプラスに転じ、配当を再開する復配に踏み切った。 配当復活は不動産事業が収益源となったことが大きい。17年度決算では、不動産事業の営業収入はバス事業の約54億円に対し約3億円。だが、営業利益ではバス事業の1・5億円と並ぶ1・3億円で、全事業合計の約15%を占めるなど貢献度は高い。 同社は集客が見込める用地の活…