岩手)5年後は大人、マイワインで乾杯 中3が収穫体験

 ブドウとワインの産地、岩手県花巻市大迫町で、地元中学生によるブドウの栽培管理体験があった。収穫したブドウはワインに醸造され、5年後の成人を迎える年にプレゼントされる。 18日にあった栽培管理体験には、市立大迫中学校の3年生44人が参加。市立の研究機関「葡萄(ぶどう)が丘農業研究所」の畑でリースリングリオン種の収穫に励んだ。 郷土に愛着を持ってもらおうと、合併前の旧大迫町時代から同中学校の3年生を対象に続いている。収穫したブドウは同市の第三セクター「エーデルワイン」がワインに醸造する。生徒たちが手書きしたオリジナルのラベルがボトル2本に貼られ、中学生たちが成人を迎える年に届けられる。 今年はブドウの糖度も高く当たり年。熟した実をかごいっぱいに摘んでいた生徒の一人、伊藤虎太郎さん(15)は「おいしくなってと思いながら摘みました。成人になったらお父さんお母さんと乾杯したい」。(溝口太郎)

秋田)「三関せり」農家支援へネット募金 湯沢市

 伝統野菜「三関せり」の産地存続をめざす若手農家の起業を支援しようと、湯沢市が「ふるさと起業家支援プロジェクト」による寄付を募っている。ふるさと納税を活用したクラウドファンディング型の資金提供の仕組みで、総務省が4月に同プロジェクトをスタートさせてから、県内で行われるのは初めてという。 支援を受けるのは、同市三関地区で三関せりを栽培する若手農家の奥山和宣さん(33)ら。後継者不足の解決策として提案し、採用された。集めた資金を活用し、冬でも栽培できるハウスを増築するなどして周年農業を実現し、経営基盤を安定化させ、300年続く産地を守ることをめざす。 事業総額は約2200万円。ふるさと納税を活用したクラウドファンディングは12月28日まで受け付け、1千万円の寄付をめざしている。 市は寄せられた寄付を全額、奥…

青森)紅葉、いよいよ見ごろ 蔦沼や十和田湖周辺

 ブナの原生林などに囲まれた青森県十和田市の蔦(つた)沼で、紅葉が見ごろを迎えている。「一度は見たい絶景」としてテレビなどでも紹介され、早朝には数百人の観光客らが訪れる名所だ。 緑、黄、赤とさまざまな色をまとい、特に朝日に照らされた日の出の一瞬は真っ赤に染まることもあるという。夜明け前、カメラやスマホを手にした見物客らが数時間も日の出を待つことも少なくない。 環境省十和田八幡平国立公園管理事務所によると、蔦沼をはじめ、十和田湖周辺、奥入瀬渓流などの紅葉の見ごろは、今週末までと推測されるという。(横山蔵利)