熊本)ヤマメやカボス主菜に 給食甲子園に八代から挑む

 学校給食の日本一を競って今月開かれる「全国学校給食甲子園」の決勝戦に、八代市東陽学校給食センター(同市東陽町南)が出場する。書類審査で選ばれた全国24代表が献立の内容と実際の調理を競う大会で、県内からの決勝戦進出は初めて。地域の特色を生かした献立を用意して臨む。 このイベントは、NPO法人「21世紀構想研究会」が主催し、今年で13回目。学校給食を通じた子どもの食育や地元食材の普及を目指している。今年は全国の1701の学校や施設が献立を応募し、まず47都道府県の54代表が選ばれた。さらに、全国を12に分けたブロックからそれぞれ二つずつに絞られ、計24代表の決勝戦出場が決まった。九州・沖縄ブロックからは熊本県と佐賀県の各代表が選ばれた。 決勝戦は12月8、9の両日、東京都豊島区の女子栄養大学駒込キャンパスで開催。各代表の2人1組で競う。東陽学校給食センターは栄養教諭の松田英津子さん(45)と調理主任の黒川知尋さん(34)が出場する。普段は計8人で役割を分担し、担当する小中学校のために約250食分をつくっているという。 松田さんはこれまで、ショウガ…

交通違反で摘発 出頭応じず385人逮捕

 ◆5回逮捕の会社員「仕事忙しくて…」 警視庁が発表  警視庁は3日、速度超過や信号無視などの交通違反で摘発されたにもかかわらず出頭要請に応じなかったなどとして、11月中に20~70代の男女計385人を道路交通法違反の疑いで逮捕したと発表した。そのうち58人は同種事案での逮捕が2回目以上だったという。 交通執行課によると、11月は計531人を逮捕した6月に続き、長期間出頭しない違反者の捜査強化月間。逮捕者は前年11月より72人多かった。逮捕は都内の男性会社員(39)が5回目と最多で、調べに「仕事が忙しくて行けなかった」と話しているという。 (稲垣千駿)

奈良)あす宇陀市の住民投票 宿泊・公園事業の賛否問う

 奈良県宇陀市が近鉄榛原駅北側の市有地などで進めてきた宿泊事業者誘致・公園整備事業の賛否を問う住民投票が16日に実施される。投票率が50%以上になれば住民投票が成立し、即日開票される。市議11人でつくる推進議員団、見直しを表明した高見省次市長ともに投票に行くよう呼びかけている。 推進議員団、高見市長とも近鉄線の駅前に立つなどして、最後の「お願い」に力を入れている。 推進議員団は、メンバーの市議が住民投票条例案を提案したことから、市民の意思を問うことに至った経緯の説明にも努めてきた。議員団の窓口役を務める井谷憲司議員は「まずは(投票)結果を出したい。賛成でも反対でもいいので投票してほしい」と話す。 高見市長は今春の市長選で初当…

静岡)地震・津波対策、進捗にばらつき 10年計画で

 南海トラフ地震などによる最大規模の津波に備えるため、静岡県が2013年に策定した10年計画「地震・津波対策アクションプログラム」が5年目の折り返し点を迎え、県庁で関係各課が集まって進捗(しんちょく)状況や改善点を話し合った。計画はおおむね順調に進む一方、各家庭での備えの部分で遅れが指摘された。 計画は、13年度当時の想定死者数10万5千人の8割減を目指す内容。住宅の耐震化や津波からの避難施設の整備を進めた結果、17年度末の死者数(試算)は3万9200人減の6万5800人とした。22年度までにさらに4万5800人を減らす予定という。 事業費ベースの進捗(しんちょく)率は52%。残る5年間で1423億円をかけ、津波対策や土砂災害防止、緊急輸送路の整備などに取り組む。 具体的な179のアクションの…

宮崎)タイガーマスク基金の自販機設置 日南市

 日南市は飲料水を購入することで大学に進学する児童養護施設出身者を支援できる自動販売機を市保健福祉総合センター前に設置した。1本購入するごとに10円が寄付される。市が東京のNPO法人「タイガーマスク基金」(安藤哲也代表)の呼びかけに応じた。 同NPO法人は児童虐待防止の啓発や児童養護施設出身者らの進学支援をする団体。2012年にマンガ「タイガーマスク」の原作者、故梶原一騎さんの妻・高森篤子さんらが設立した。 国などによると、現在約600カ所の児童養護施設に約2万7千人の子どもたちが暮らす。ほとんどは18歳未満で入所理由はさまざまだが、児童虐待のため親と暮らせない子どもたちの割合が最も多い。 児童養護施設出身者の大学進学…

千葉)「働き方改革」千葉市が仕事納め式をとりやめ

 千葉市は、年末恒例の仕事納め式を今年から行わない方針を決め、4日までに全職員に通知した。「働き方改革」の一環で、年末年始に連続休暇が取りやすい環境をつくる狙いがある。 市秘書課によると、例年は毎年12月28日と1月4日に幹部級の200人以上が市役所本庁舎に集まり、市長の訓示を受けていた。ワーク・ライフ・バランスが重視されるなか、職員から「実質1週間しか経たないのに幹部を2度も集めるのは働き方改革に逆行しないか」との意見が寄せられ、見直しを検討していた。 他の政令指定市をみると、札幌市や仙台市などは仕事納め式を続けているが、半数の市が式も幹部会議も実施していない。浜松市は窓口業務の優先を理由に2007年に仕事納め式を廃止し、神戸市は昨年から市長のメールのみとしている。川崎市は、仕事納めの時期に市長が各部署を訪問するスタイルをとっている。 こうした情勢を踏まえ、市は仕…

鳥取)建設業の魅力発信 鳥大生らがツナガルドボク支部

 土木業界ってどんなことをしてるの? 大学で建設系の学科を専攻していてもよく知らないし、将来が不安――。そんな学生と業界を結びつける場を学生自らが立ち上げた。 学生団体「ツナガルドボク」の中国支部を発足させたのは土木を学ぶ鳥取大生ら。 7日夕に鳥取市の同大で発足会と交流イベントがあり、学生たちは県庁や企業から集まった若手や社長らと自由に語り合った。 「ツナガルドボク」は福岡や宮…

大阪)IS支配苦しみ今も 取材した玉本さん能勢で講演

 大阪府豊能町に住むジャーナリスト玉本英子さん(51)が今年10~11月、シリアとイラクの過激派組織「イスラム国」(IS)の支配から解放された地域を取材した。ISの勢力が後退して国際社会の関心が下がるなか、住民の生活は苦しく復興が進んでいない現状について、能勢町で15日に講演して伝える。 玉本さんはフリージャーナリスト集団「アジアプレス」所属で、20年以上にわたって中東を中心に紛争地で取材を続けている。今年はシリア北部で10月初めから約3週間、その後はイラクで11月上旬まで取材した。 シリアでは、ISの一大拠点だったラッカや周辺の町を回った。1年前にISが去ったラッカはがれきの山で、多くの人がISの影におびえてインタビューを断った。ISが支配する地域に住んでいた少女(10)は昨年6月、ラッカ市内の自宅に家族でいて米軍主導の有志連合による砲弾を受け、母親と3人の姉を亡くし、自身も右足を失った。「なんでこんな目に遭ったのかわからない」と話したという。 ISによる暗殺事件も横行して…

香川)四国八十八菓子巡り 甘味好きサークルがガイド本

 四国4県で古くから親しまれてきたお菓子を、四国八十八カ所霊場にちなんで88集めた本ができた。甘いもの好きの人たちがまとめた「四国懐菓子(なつかし)88」。ご当地で愛される菓子の価値を見直し、今後の町おこしなどにつなげたいという。 編集メンバーは、香川県内に住む公務員や農家、会社経営者ら30~80代の約10人。菓子が好きというだけで集まったサークルだ。きっかけは、メンバー同士の「お国自慢」だった。 「ぶどう餅」と「ぶどう饅頭(まんじゅう)」のどちらが本家で、おいしいか。香川、徳島出身の同僚2人が、名前も形も似たそれぞれのご当地菓子で議論を始めた。 メンバーで食べて決めることに…

香川)2人で173歳、元気な歩き遍路の秘密は

 四国八十八カ所霊場を踏破した大阪府吹田市の辻本正直さん(90)とサエ子さん(83)夫妻は、59日間で1200キロを歩いた。合わせて173歳、5回目の「結願(けちがん)」になる。元気にお遍路ができる秘密はあるのだろうか。 2人は7日、88番札所の大窪寺(香川県さぬき市)に着いた。白衣にすげ笠、金剛杖を持ち、リュックサックには「卒寿遍路」「夫婦遍路」と書いた布を貼り付けている。 正直さんは「90歳で来られるとは思っていなかった。夢がかなった。お大師さま、皆さまのおかげ」。サエ子さんは「信じられない。ありがたいです」。2人に記念写真を頼むお遍路さんもいた。 歩くのは1日で18キロほど。…