千葉)心ひとつにジャンプ いすみ、大なわ跳び大会

 千葉県いすみ市の市立国吉中学校体育館で23日、「大なわ跳び大会」があった。17チームが参加し、昨年に続いて市立千町小学校のチームが総合優勝を飾った。 市内の郵便局長会が「年末にみんなが参加できるイベントを」と始め、今回で6回目。3分間に12人がそろって跳ぶ回数を競い、小学生が毎年強さを見せる。 来年春に閉校となる千町小は今回が最後の参加で、4~6年生が参加した。6年の土橋章平さん(12)は「10月から休み時間に練習してきた成果が出せた。緊張することなく、みんなと息があったので、うまく跳べました」と話した。(稲田博一)

栃木)来る年に向け「福」詰める、百貨店で初売り準備

 宇都宮市の東武宇都宮百貨店で26日、新年の初売りに向けた福袋作りが始まった。60周年を迎える今回は、若手社員のアイデア福袋などが並ぶ。 衣服や食品、体験型など300種類を超える福袋約1万5千個を用意する。目玉は若手社員5人が考案した創作福袋。子ども向けのユーチューバー体験(税込み1万800円)など斬新な福袋がそろう。 昨年、父親の還暦祝いをしたという入社3年目の奥島隆伊さん(25)は還暦祝いパーティー(同6万円)を考案。食事のほか、花束や記念アルバムなども盛り込んだ。初売りは1月2日午前9時半から。創作福袋は数量限定で、応募・抽選形式。3日午後5時までに店内の申込用紙で応募する。(若井琢水)

石川)迎崇さん初個展「情感」 金沢で初開催

 金沢市在住の写真家、迎(むかい)崇さん(43)の初めての個展「情感」が、今年9月に町家を改装してオープンした同市彦三町1丁目のギャラリーしらいとで始まった。兼六園や金沢城公園など身近にある風景の一瞬を捉えた写真39点が並ぶ。 迎さんは石川県羽咋市出身で、北陸を中心に四季の風景をモチーフに活動をしている。ギャラリーしらいとの竣工(しゅんこう)写真を担当した縁で、個展の開催が決まったという。額に見立てた箱に写真を置き、宝箱のように大切にしたくなる作品として展示している。 能美市から夫婦で訪れた山口省一さん(65)は、「見ていて楽しい。思いのこもった作品ばかりで、すばらしい」。迎さんは「私なりの『情感』を表現した写真を集めました。写真そのものに加えて、箱とのコントラストも楽しんでもらえれば」と話す。 週末の開催。21~24日の午前11時~午後5時。入場無料。(近藤幸子)

宮崎)青島太平洋マラソンに1万人 健脚競う

 青島太平洋マラソンと同時開催の視覚障害者マラソン宮崎大会が9日、宮崎市で開かれ、全国各地から集まった約1万人のランナーが健脚を競った。 フルマラソンには約9040人が出場し8250人が完走。優勝は男子が福岡県の松本圭祐さん(30)で2時間24分59秒、女子は熊本県の東朱香(あやか)さん(33)で2時間56分42秒だった。 10キロと3キロの競技も行われ、3キロには柔道男子の元日本代表監督、篠原信一さんも参加。沿道には声援が響き、市民ボランティアが給水所などで支えた。(稲野慎)

福井)決勝再試合で啓新が準優勝 北信越高校野球

 第139回北信越地区高校野球大会(北信越地区高野連主催)の決勝の再試合が23日、新潟市中央区のハードオフ・エコスタジアム新潟であった。福井県勢の啓新は星稜(石川)と再び対戦。二回に先取点を奪って健闘したが、4―7で敗れ、準優勝となった。今大会の成績は来春の選抜大会の出場校を選ぶ判断材料になる。2強入りを果たした啓新は、春夏通じて初の甲子園出場が有力視される。 決勝の再試合で先発したのは、公式戦初登板の1年生投手。「俺が笑ったら笑えよ」。主将で捕手の穴水芳喜君(2年)はそう言って投手の緊張をほぐした。 変化球で相手のタイミングを外す配球を心がけた。その見事なリードで強打の星稜打線を翻弄(ほんろう)し、四回まで無失点に抑えた。 だが、五回表に投手が相手打線につかまる。「思い切って投げてこい」。集中打を浴びても、落ち着いて投手をリードし続けた。 その回の裏、2点を追う展開に。1死二塁の場面で打席に立った。「来た球を振る」。3球目を中前に返し、走者を生還させた。さらに後続の安打で、自らも同点の本塁を踏んだ。 新チーム発足後、投票で主将に選ばれた。「自分の背中で示していきたい」と考え、練習中から率先して声を出した。チームに抜きんでた選手がいない分、雰囲気を上げて、全員で勝つことに力を入れた。 その結果、北信越地区大会で初めて決勝に進出し、延長15回の引き分け再試合に持ち込んだ。甲子園常連校の星稜相手に互角に戦えたことに自信を深めた。「これから冬を越えて、チームの雰囲気をもっともっと上げて、次の舞台に挑みたい」(平野尚紀)

平成とは@埼玉 繁栄の陰で「王朝」に忖度

 「知事ってこんなに権力があるんだ」 1992(平成4)年から埼玉県知事を務めた土屋義彦(2008年死去)が在任中、こうつぶやいたのを、当時報道長として仕えた県信用保証協会会長の塩川修(69)はよく覚えている。旧環境庁長官、参議院議長を歴任した土屋にして、8千以上の許認…

滋賀)学力テスト向け、類似問題配布へ 県教委CDロム

 県教育委員会は年内にも、県内の児童・生徒が全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で苦手としがちな問題の類似版をCD―ROMに収録し、県内の公立小中学校に配布する。 全国学力テストでは、県内の平均正答率は、3教科全10科目で5年連続、全国平均を下回っている。現状を改善する一助になればと県教委が対策を講じた格好といえそうだ。 収録するのは国語、算数・数学、英語、理科。県教委が今年度、全国学力テストで県内の児童・生徒の回答傾向を分析。つまずく人が多かった問題を抽出して補助プリントを作成し、CD―ROMに収録した。 県教委は2014年度から、国…

京都)新聞紙で動物アート 中京で23日まで

 新聞紙で精巧につくられたユーモラスな動物アート展が23日まで、京都市中京区桝屋町の川端滝三郎商店で開かれている。床には全長2メートルのライオンが寝そべり、その横でフクロウが仲良く並ぶ。ネコは伸びをしたり、じゃれたり。来年の干支(えと)のイノシシの子「ウリ坊」もいる。 作者は、同市伏見区のなんめんよしこ(本名・南面由子)さん。美術短大でデザインを学んだが、立体制作は独学だ。友人に誘われて5年前に展覧会に出品したのがきっかけで、会社勤めの傍ら創作している。 新聞紙を材料にする理由について、「身近にあるが、使う人はあまりいない。材料費がかからないのも魅力」と話す。 参考にするのは、図鑑やインタ…

大分)今年のユズは「ジューシー」 日田で目均し会

 大分県有数のユズ産地・日田市のJAおおいた日田支店で10日、栽培農家らが参加して「冬至柚子(ゆず)目均(なら)し会」があった。柑橘(かんきつ)類のさわやかな香気が漂うなか、玉の大きさや光沢など品質基準を確認しあった。 関係者によると、今年のユズは全体に対する果汁の量を示す搾汁率が22%と、平年より2ポイントほど高くジューシー。暖冬の影響で白菜など鍋物野菜の値は安くなっており、ユズにも同様の影響が出ているという。冬至や年末年始の出荷シーズンを控え、「消費者の待ち望んでいる高品質なユズを出していきたい」と話していた。(近藤康太郎)

記者コラム 絶大なる権力との対峙

 土屋義彦知事が辞任した2003(平成15)年夏。当時さいたま支局(現総局)のデスクだった。原稿をチェックするとともに記者たちをまとめる現場監督みたいな役割だった。だから直接、当事者に取材する機会はなかったが、土屋元知事とだけは相対した。 元知事側に清掃用品大手のダスキンから不明瞭な金が流れていたことを特報する記事と、14回に及んだ連載「彩の国 土屋王朝の風景」が掲載されたのは同年6月4日付の朝刊だった。 その前、取材が進むにつれて土屋元知事から「一度会おう」と何度か声をかけられた。土屋元知事に対しては、これまでも仕事上で様々なやりとりがあり、気さくなイメージがあった。だが強大な権力を持つ実力者。説明なら担当記者にしてくれればいいし、記事化の前に会って何かを持ち出されても困るので断っていた。 ところが、元知事側から「マスコミ各社の県政担当のデスクと懇親会を開きたい」との要望を受けた。当時、うちが県政記者クラブの幹事社で窓口。他社に気づかれないように取材している手前、断るわけにもいかず受けた。会場に行くと、当然のように土屋元知事の正面に座らせられた。 宴席は和やかに進んだ。最後に土屋元知事が「僕に逆らった人間はなぜか(刑務所の)塀の内側に落ちるんだよ」と語りかけてきた…