奈良)篠山紀信さん東大寺写真展 きょうから

 写真家・篠山紀信さん(78)の作品展「篠山紀信 東大寺写真展」が、奈良市の東大寺総合文化センターで22日から開かれる。来年1月15日まで。無料。 地下1階の小ホールに、東大寺の仏像やお水取りなどの行事を写した写真のパネル15枚が並ぶ。1980年代、シルクロードを旅しながら写した作品などから、旅を始めた東大寺で撮影したものを選んだ。大仏を写した作品は、4枚の写真をつないだパノラマ写真。縦2・7メートル、横7・2メートルの特大パネルで展示される。 21日に、関係者と報道陣向けの内覧会が開かれた。篠山さんは「僕が仏様とどう対峙(たいじ)したかを写真で示しました。寺で本物の仏様を見て、全く違う印象を受けるのを楽しんでほしいです」と話した。 午前9時半~午後5時。会期中…

千葉)太陽光発電、県内の許可・届け出TDL18個分

 千葉県内の太陽光発電施設の林地開発面積が、2017年度までの5年間で計約900ヘクタールに上ることがわかった。東京ディズニーランド約18個分の広さだ。大規模な太陽光発電施設(メガソーラー)の建設計画が進む同県鴨川市では、森林伐採による土砂の流出などを懸念する声も高まる。ただ、県は「国の方針を待つ」として当面は静観する構えだ。 県森林課によると、県が17年度までの5年間に許可した林地開発のうち、太陽光発電施設の設置を目的とするものは785ヘクタール。届け出のみですむ小規模開発は117ヘクタールで、合わせると902ヘクタールに上る。県内の自治体で最も面積が小さい浦安市(約17・3平方キロ)の半分を超える広さだ。 太陽光発電施設の建設ラッシュは東日本大震災後、太陽光発電や風力発電などの拡大を目指す再生可能エネルギー固定価格買い取り制度(FIT)が12年に導入されたのを機に始まった。同課によると、県内でも太陽光発電施設を目的とする林地開発の許可申請が増え始めた。 メガソーラーは出力1メガワッ…

静岡)ひな人形1200体 袋井・可睡斎

 袋井市久能の可睡斎で元日から始まるひなまつりの飾り付けが完成し、26日に報道陣に公開された。国登録有形文化財の瑞龍閣には、1200体のひな人形が32段に並び、日本最大級という息をのむ光景だ。 供養のために託された人形を飾る行事で、今年で5回目。寺全体では3千体が飾られる。まつりは3月31日までで、俳句・写真コンテストやお守りづくりなどの体験、アート展や書道パフォーマンスなど各種イベントが開かれ、春の風物詩になりつつある。拝観料は500円(小学生以下無料)。(長谷川智)

長野)地元の高齢者におはぎをプレゼント 松本

 長野県松本市入山辺で22日、JA松本ハイランドの女性部員ら約40人が、おはぎをつくり、地元の高齢者約390人にプレゼントした。 2005年から、この時期に行われる恒例行事で、楽しみに待っている人も多いという。この日は朝から、入山辺地域交流センターで、もち米とうるち米を合わせて約45キロを炊いた。女性部員らは、きなこ、ごま、あんこの3種類をつくり、容器に詰めて地域の80歳以上の人と70歳以上の独り暮らしの家に届けた。 久保田あづさ支部長(58)は「おはぎを渡す時に、笑顔を見たり、声をかけたりすると張り合いにもなる。元気でいてほしい」と話していた。(佐藤靖)

福井)ムゼウム整備費など削除し予算案可決 敦賀市議会

 福井県敦賀市が計画する資料館「人道の港敦賀ムゼウム」の移転・拡充をめぐり、市議会は18日、新しい施設の整備費などを削除した一般会計補正予算案を可決した。市は議会側から指摘された収支の見通しなどを見直したうえで、関連の予算案を提案する方針だ。 市は今回、新しい施設の整備費約9億600万円などを盛り込んだ予算案を市議会に提案。だが、13日の予算決算常任委員会では、来館者数や収支などの見通しの甘さを指摘する声が上がり、議会側が提案した関連経費などを削除した予算案が可決された。 18日にあった市議会本会議では、賛成、反対の立場から議員が討論したが、採決の結果、関連経費などを削除した予算案が賛成多数で可決された。渕上隆信市長は報道陣の取材に、「新幹線敦賀開業後の要となる施設。どこまで見直せるのか検討したい」と述べた。(八百板一平)

区教委の障害者雇用 再調査

 ◆区が23区に要請 これまで個別報告なし 東京23区の教育委員会が障害者雇用状況を、区長部局と合算して国に報告しているのではないかとみて、厚生労働省東京労働局が各区に再調査を要請していることがわかった。合算すべきでない場合、今年6月時点の障害者雇用状況を、区教委と区長部局と分けて13日までに報告し直すよう求めている。 11月末、世田谷区議会で上川あや議員が「教委は障害者雇用率を報告せず、雇用を進める義務を怠ってきたのでは?」と質問。区は明確に答えられなかった。  厚労省がまとめた障害者雇用状況の一覧表で、都と市町村は原則、首長部局と教委の障害者雇用率がそれぞれ公表されている。ただし、「人的関係が密」などの理由があり、厚労相が首長部局と教委を合算してよいと認めた「特例認定」の自治体は、教委の雇用状況が公表されない。 東京労働局によると、23区はどこも「特例認定」を受けていないのに、長年、教委分を分けて報告してなかった。東京労働局の永野靖・職業対策課長は「区は何か特殊性があるのかなと思い、確認したことがなかった。職員40人以上であれば報告は必要」と話す。 1週間ほどで回答を求められ、区側は戸惑いを隠さない。港区人事課は「何を意図されているかわからない」と東京労働局に問い合わせたという。太田貴二課長は「教委と区長部局を分けて報告する必要があると初めて知った。東京労働局から指摘がなかったのが腑(ふ)に落ちない」。世田谷区の大塚勇・人事課長は「2002年度以降一度も報告していないし、指摘もなかった」と話す。 上川区議は「慣例に流されて障害者を雇用するべき事業者としての自覚が欠如している」と話した。(中山由美)

高知)和紙に魅せられ、手すき和紙作家のロギールさん

 黄ばんだ紙を明かりにかざすと、長さ5センチほどの繊維が泳いでいるのが見えた。薄く、驚くような透明感。「見たことがない」 オランダ人の手すき和紙作家のロギール・アウテンボーガルトさん(63)は40年近い昔の出会いを語った。母国で製本の仕事をしていた時のことだ。 和紙の魅力に引かれ、和紙作りを生業にした。2007年には、伝統技能の優れた継承者として県が認定する「土佐の匠(たくみ)」に外国人として初めて選ばれた。工房がある梼原町の山中は、鳥がさえずり、緑濃い。ロギールさんはコウゾや水が入った大きなバケツをかき混ぜながら、長年の和紙作りを振り返った。 1980年に来日し、全国各地…

千葉)成田山新勝寺で餅つき 米俵8俵を一気に

 千葉県成田市の成田山新勝寺で、正月用の餅つきが行われた。用意されたもち米は8俵。職員らが約4時間かけて大小9種、160重ねのお供え餅を作り上げた。 新勝寺のお供え餅は3段重ねにするのが伝統で、大本堂の本尊などの前に供えられる一番大きいものは重さが計15キロになる。26日早朝にあった餅つきでは、3台のかまど、15枚のせいろで蒸し上げ、2基の臼へ。8人がかりでよく練った後、4人で餅をつき、形が崩れにくいよう、米粒が残るくらい硬めに仕上げた。 新勝寺の中村照丸企画課長は「正月の準備はほぼ完了。新しい年がよい年になれば」と話していた。()

富山)臓器移植考えて 富山国際大付高の生徒が活動

 臓器提供の意思表示をしていますか――。富山国際大付属高メディア・テクノロジー部の生徒たちが、臓器移植について考えてもらう活動に取り組んでいる。AR(拡張現実)の技術を使った教材を作るなどして、子どもにも関心を持ってもらおうとしている。 同部はARの技術などを使い、社会問題の解決に向けた研究をしている。移植の啓発活動を始めたのは4年前。県移植コーディネーターの高橋絹代さんが、臓器移植について広く考えてほしいと同部に協力を呼びかけた。 同部は昨年、インターネットに誤った医療情報が広まっていることに注目。SNSで「移植をすると提供者の記憶や食べ物の好みが移る」という情報が広まっていて、同校の1年生約230人にアンケートをすると、半数以上がこの情報を信じていたという。 そこでまず、臓器の働きや移植…

香川)特殊詐欺、年末ご用心 県警が注意呼びかけ

 年末に増える傾向にある特殊詐欺の被害を防ごうと、香川県警が注意を呼びかけている。今年11月までの県内の被害額は1億5千万円を超え、前年同時期の1・5倍となっている。県警は、狙われやすい高齢者を中心に対策を進めている。 「まず一呼吸おいて。焦らず冷静に」。高松市牟礼町のコミュニティセンターで13日、集まった高齢者に警察官がチラシを配りながら呼びかけた。 高松北署は同日、警察官約100人を動員。地域の公民館など26カ所を回った。「お金やキャッシュカードの言葉が出たら詐欺」など、説明は簡単なキーワードに絞った。近所の人に口コミで広めやすくすることで、効果を狙う。 県警によると、1月から11月…