奈良)かぼちゃで風邪予防 正暦寺で御利益祈り精進弁当

 22日は1年で最も日が短くなる冬至。この日にカボチャを食べると風邪を引かないとされる。奈良市菩提山町の正暦寺では恒例の冬至祭が開かれ、カボチャをふんだんに使った精進弁当が約200人に振る舞われた。 寺で60年以上前から続く伝統行事。参拝客は国重要文化財の「福寿院」で大原弘信(こうしん)住職の法話を聞き、健康を願って祈禱を受けた後、参籠(さんろう)所に移動。寺の職員や信者らがカボチャ約20個を使って手作りした弁当が振る舞われた。 弁当はカボチャの炊き込みごはんや天ぷら、みそ汁、白あえなどカボチャづくし。参拝客は会話に花を咲かせながら、おいしそうに味わっていた。 冬至祭に初めて訪れた奈良市の小学6年生、松本晴衣(はるえ)さん(12)はカボチャの天ぷらが特にお気に入り。「今年はお友達がたくさん増えました。来年は勉強をしっかり頑張って、頭がよくなりたいです」と笑顔だった。(根本晃)

愛知)堤幸彦さんが語る、「暗い負け歌」つくったワケ

 今季の男子プロバスケットボール・Bリーグで、映画監督の堤幸彦さん(63)が、名古屋ダイヤモンドドルフィンズのホーム会場の総合演出を手掛けた。勝っても負けても選手と一緒に歌おうという演出を仕掛けたが、「負け歌」が暗すぎるとお蔵入りになってしまった。応援歌をつくった狙いを、堤監督に聞いた。 ――チームは今季、開幕からドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)などホームで6連勝。11月10日の初黒星の後、ファンからチームに苦情があったそうですが。 「存じ上げております。なんでこんなものを歌わせるんだ、なにを考えているんだと、ご批判もあったかと」 ――CGを駆使したオープニン…

川越市議の半数を女性に

◇女性団体 候補擁立をめざす 埼玉県川越市議会の議席の半数を女性にしようと、川越の女性たちが政治団体「私たちのための市議会をめざそう!!」を設立した。市の女性職員が元市議=辞職=からセクハラを受けたと告発した問題などをうけ「市民のための市議会へ体質を変えたい」と、来春の統一地方選で予定される市議…

ネットで個人特定 中高生ら投稿1288件

◆トラブル巻き込まれる危険も 県教委4~10月調べ 県内の学生が特定されるネット上への投稿が、4月から10月までに少なくとも1288件あったことが県教育委員会のまとめでわかった。犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性があり、県教委は県警と情報交換するなどして警戒を強めている。 12日の県議会一般質問…

佐賀)佐賀市の旧富士小体育館改修問題、疑問続々

 佐賀市の旧・市立富士小学校体育館の改修費用を巡る問題は、市議会がこの費用を含んだ2017年度決算議案を認定せず、改修を主導した畑瀬信芳副市長に加え、相談を受けた秀島敏行市長も謝罪する事態になった。多くの「異例の対応」をした市は、議会の総務委員会で散々追及され、説明を二転三転させている。 市は、改修の理由を当初は「地元住民からの要望があったから」と説明した。 しかし総務委で「いつ、誰から…

宮城)平成と歩んだ元卓球選手・福原愛さん

 「平成」の結びが近づいてきた。うたかたの夢は弾(はじ)け、世界が大きくうねった30年。宮城でも、喜びや驚き、そして、忘れられない悲しみがあった。節目を迎えるそんな時代と歩んだ一人が、福原愛さん(30)。卓球選手としての「終わり」は、新たな始まりにつながっている。 卓球を始めたのは、3歳9カ月。平成4(1992)年8月だった。プレー中の涙顔も愛らしく、多くの人から「泣き虫愛ちゃん」と呼ばれて愛された。以来、現役を終えるまでの選手生活は、平成という時代とシンクロするかのようだ。 卓球を始めた日のことは全然覚えてないんですけど、みんなと遊びたくて、どうやったら私のこと構ってもらえるかなって毎日考えていたのは覚えています。当時の涙は、その日の目標を達成できない自分がすごく嫌で、出た涙。達成できないと、その日の練習が終わらないというのもありましたけど。私は泣き虫なんかじゃないもんって思っていたんですけど、最後のリオ五輪も泣いてしまった。「やっぱり泣き虫愛ちゃんだったよ」って、今は思います。 平成6(94)年、全日本選手…

群馬)パートナー制度を1月開始 大泉町が全国町村で初

 群馬県大泉町は来年1月から、性的少数者のカップルを公的に認める「パートナーシップ制度」を施行する。東京都渋谷区や大阪市など全国9自治体が導入しているが、町によると県内では初めて。町村では全国初という。 町は昨年3月、「あらゆる差別の撤廃をめざす人権擁護条例」を施行。パートナーシップ制度はその趣旨にのっとり、「すべての人の人権が尊重され、生きがいを持って暮らせる社会をめざす」として、条例に基づく要綱とする。 20歳以上の町民らが対象。互いに配偶者がいないことを証明する戸籍謄本や住民票を添え、人生のパートナーであることを町長に書面で宣誓する。町は、町長名で証明書を交付する。 パートナーに認定されると、町営住宅への入居などが認められるという。制度導入を公表した村山俊明町長は、「制度が悪用されないように調査研究もしていく」と話した。(長田寿夫)

福井)大雪で発足の福井災害情報 今シーズンも情報共有

 2月の大雪の際にフェイスブック上で発足し、雪の情報を投稿し合ったグループ「福井災害情報」が、参加者を増やしている。この冬もメンバーが目にした情報を共有することで、雪への対策を呼びかける。 福井市の自営業、横田義弘さん(60)が始めた。大雪が降った当時、ネット上に流れていたのは文句ばかり。「情報がなさすぎるからだ」と考え、友人約400人に呼びかけ、2月10日にグループを立ち上げた。 こだわったのは、目の前の情報を交換する場にすること。感想や文句は投稿しないように求めた。1週間ほどで参加者は8千人を超え、道路の状況やガソリンの入手、車が立ち往生した際の脱出方法などの情報が共有された。 大雪が一段落した後も活動を続…

山梨)甲府出身の竜電、幕内に定着した1年

 大相撲の竜電(28)にとって、今年は幕内にしっかりと定着した1年となった。 甲府市出身で、高田川部屋の所属。右股関節の3度にわたる大けがで、十両から序ノ口に落ちた。試練を乗り越えて、今年の初場所で新入幕。いきなり2けたの勝利を挙げ、敢闘賞を獲得した。 初場所=10勝5敗 春場所=8…

高知)「純米吟醸とみやま」の試飲会 四万十市

 四万十市の藤娘酒造で13日夜、搾りたての地酒「純米吟醸とみやま」の試飲会が開かれた。酒米の生産者や市民ら約50人が威勢よく乾杯し、杯を何度も傾けた。 地元の農家7戸が収穫した酒米「吟の夢」を使った新酒。今年は相次ぐ台風の影響で、5トンを見込んでいた収穫量は4トン弱にとどまり、「酒を仕込めるか」と心配されていた。矢部允一(よしかず)社長(72)は「米質はいつもより硬かったが、端麗でのどごしのいい新酒ができた」と話した。 「とみやま」は事前注文制で販売。1口1万1千円(税込み)。3種の4合瓶計6本を受け取れる。注文と問い合わせは藤娘酒造(0880・34・4131)へ。(笠原雅俊)