福島)「原子力最中」…菓子店夫婦と大熊町

 東京電力福島第一原発が立地する大熊町に、「原子力最中(もなか)」という菓子があった。原発事故の前まで売られていたが、今はない。 最初に聞いたとき、強いインパクトがあった。食品に「原子力」の名があることへの違和感。いったい、どんな菓子だったのか。 最中を作っていた「佐藤菓子店」の夫婦を訪ねた。 店主の佐藤卓(たかし)さん(…

愛媛)松山城 正月に向けて大掃除

 松山市の松山城で19日、年末恒例の大掃除があった。松山城総合事務所の職員約20人が、天守や城門、やぐらなどをきれいに掃除し、ほこりを取り払った。 天守の最上階では、職員たちが「ほこりが落ちるよ」と仲間に声をかけ、長さ2メートルのササぼうきで軒下や天井を払った。柱や壁、床を拭いた白い雑巾は黒くなっていた。県イメージアップキャラクター「みきゃん」と松山城のマスコットキャラクター「よしあきくん」も掃除を手伝っていた。 事務所によると、今年の天守の年間来場者数は49万4千人を見込んでおり、昨年より1万8千人少ない。西日本豪雨や夏の猛暑によって、7、8月の来場者数が減ったことが影響しているという。 来年の三が日は2万2千人の来…

福岡)太黒字の表紙でPR ふるさとパンフ大賞に入賞

 全国の自治体が発行した観光やイベントのパンフレットの中から、優れたものを選ぶ「ふるさとパンフレット大賞」で、福岡県吉富町が作成した町のPRパンフレットが3席相当の賞を得た。強い印象を与える表紙が高い評価を受けた。 パンフレット大賞は、一般財団法人地域活性化センターが全国の自治体から対象を募集して、5人の選考委員が155点を審査した。 吉富町のパンフレット「聞かれすぎて慣れました 吉富町ってどこ?」は選考委員長のイラストレーター南伸坊さんの名前を冠した賞に選ばれた。大賞、優秀賞に次ぐという。 パンフは人口約6800人の町…

群馬)草津温泉スキー場の初滑りに多くの家族連れ

 草津温泉スキー場(草津町)のファミリーゲレンデが滑走可能となった15日、スキーやスノーボードをする家族連れや若者が初滑りを楽しんだ。運営する草津観光公社によると、正午すぎには約350人が訪れ、リフト乗り場には順番待ちの列もできた。 埼玉県狭山市の会社員谷口利昭さん(34)は、1歳と6歳の娘らと雪遊びを楽しんだ。「本白根山の噴火も今季は大丈夫だと思って来ました。娘たちが遊びたければ、また来ようと思っています」。 来週末には中上級者向けの青葉山ゲレンデ、しゃくなげコース、キッズパークもオープン予定。噴火の影響でゲレンデを縮小し、今季は家族連れらが楽しめるスキー場を目指している。(泉野尚彦)

長崎)天正遣欧少年使節が見た景色たどる展覧会

 16世紀後半にキリシタン大名の名代として欧州に派遣された「天正遣欧少年使節」が見た景色をたどる展覧会「クアトロ・ラガッツィ 桃山の夢とまぼろし――杉本博司と天正少年使節が見たヨーロッパ」が、長崎県美術館で開かれている。歴史に翻弄(ほんろう)された少年たちの足跡を、芸術作品と歴史資料という異なる切り口から追うことができる。 「クアトロ・ラガッツィ」はイタリア語で「4人の少年」の意味。現在の南島原市にあったセミナリヨ(神学校)で学んだ伊東マンショ、千々石ミゲル、原マルチノ、中浦ジュリアンを指す。使節団として8年間欧州に派遣され、ローマ法王に謁見(えっけん)するなどした。 展示の柱になるのは、世界で活躍する現代美術家・杉本博司氏の写真作品。2015年にイタリアの劇場で天正遣欧少年使節の壁画に出会ったのをきっかけに、彼らの足取りを追い、目にしたであろう聖堂やらせん階段などを撮影した。 古代ローマの神殿では、満月の…

埋め戻し 迫る予算日程

◆深地層研 20年着手なら目前 原発の使用済み燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分を研究する瑞浪超深地層研究所は、瑞浪市から借りた土地の契約期限が2022年1月に迫る。だが、「埋め戻して返還」するよう求めてきた県や市に対し、その確約も、スケジュールも示していない。地下数百メートル…

茨城)アシカが一筆、「来年の目標」の漢字は

 大みそかの31日、アクアワールド県大洗水族館(茨城県大洗町磯浜町)で、アシカが筆をくわえて「2019年の目標」を漢字1字で書き上げるイベントがあった。オスのゴエモン(9歳)が「新」と書くと、会場から大きな拍手が送られた。 平成が終わり、元号が新しくなる年に、「新しいことにどんどん挑戦していきたい」という願いを込め、同館スタッフが決めた。ゴエモンは習字歴7年。トレーナーの高橋優実さん(24)と一緒に器用に筆を振り、腕前を見せつけた。つくばみらい市から来た小学4年の佐藤晴真さん(10)は「自分と同じくらい、字が上手でした」と笑顔で話した。 アシカの書道が見られるショーは14日まで。館内では、同館のアシカが「笑」をテーマに書いた書道作品も展示されている。(高井里佳子)

大阪)全国高校ラグビーあす開幕

 第98回全国高校ラグビー大会が27日、大阪府東大阪市の市花園ラグビー場で開幕する。大阪代表は3校が出場。28日は大阪朝鮮(大阪第2)が日川(山梨)と対戦する。30日の2回戦からはシードの2校が登場。常翔学園(大阪第3)は米子工(鳥取)―桐生第一(群馬)の勝者と、大阪桐蔭(大阪第1)は土佐塾(高知)―青森北(青森)の勝者とそれぞれ対戦する。大阪代表3校に、大会にかける思いを聞いた。(大野正智) 大阪桐蔭は7大会連続、13回目の出場。悲願の初優勝を狙う。 昨年度は準優勝、新チームで臨んだ春の高校選抜大会も準優勝。頂点にあと一歩届かなかったが、全国で勝ち上がる戦い方を熟知する。前に出る力と展開力を併せ持ち、どこからでも得点を狙える。綾部正史監督(43)は「バランスのいいチーム。一戦一戦の準備を怠らず、優勝を目指す」と話す。 府予選を圧勝で勝ち上がったが…

山梨)県産木材で紙ストロー、県が製品化を後押し

 プラスチックごみによる海洋汚染が世界的な問題になるなか、山梨県は県産木材を使った紙ストローの製品化を後押しする。試作品を県内のコンビニエンスストアやゴルフ場で配り、使い心地を尋ねるアンケートを実施。改良したり、事業化の戦略づくりに生かしたりする。 26日、県有林の利用促進に取り組む「やまなし森の紙推進協議会」、コンビニ大手のローソン、県ゴルフ場支配人会の3者と協定を結んだ。 協議会が調達した試作品約3万本を、県内のゴルフ場38カ所と甲府市内のローソン全23店で今月から来年2月末まで配り、使い心地や今後も使うかなどの意見を聞く。ローソン数店では、紙かプラスチックのストローのどちらかを選べるようにするという。 県森林環境総務課によると、紙…

島根)スマホで花を遠隔管理 出雲の曽田園芸が最優秀賞

 次世代を担う農家を表彰する「グッドアグリアワード」のテクノロジー部門で、島根県出雲市斐川町沖洲の曽田園芸が最優秀賞を受賞した。新技術を採り入れた取り組みなどを表彰する同部門。花を栽培するハウスを遠隔管理するシステムを構築し、経費削減につなげたことが評価されたという。 同賞は、農業専門誌「アグリジャーナル」が主催し今年から始まった。 曽田園芸は3カ所の農場でシクラメン、アジサイ、クリスマスローズなどを手がけている。農場長の曽田寿博さん(38)によると、クリスマスローズは暑さに弱いため高地での栽培が望ましいが、遠方の用地が必要になり経費がかかるのが悩みだった。 そこで、曽田さんは機器を遠隔…