徳島)サンタは願う、交通安全 県道で呼びかけ

 「年末年始の交通安全県民運動(12月10日~1月10日)」に合わせ、徳島県松茂町広島の県道で20日、安全運転を呼びかけるサンタクロースが、ドライバーらにお菓子や啓発チラシが入った「プレゼント」を手渡した。 建設会社福井組(鳴門市大麻町)が続けている活動で今回が8回目。県警の交通安全運動に参加したのをきっかけに、呼びかけを始めたという。 この日は、福井組の社員や徳島板野署員ら約40人が参加。県道沿いに「シートベルト着用」や「飲酒運転根絶」と書かれたのぼりやハンドプレートを掲げ、サンタクロース姿の社員らが、県道を通るドライバーらに呼びかけた。福井組の楠本敏美さん(56)は「ぜひ安全運転を心がけてほしい」と話した。(佐藤祐生)

栃木)矢板中央、1点守り抜く 全国高校サッカー選手権

 第97回全国高校サッカー選手権大会で3日、栃木県代表の矢板中央は川崎市の等々力陸上競技場で3回戦を戦い、立正大淞南(島根)を1―0で下した。準々決勝は5日に同競技場であり、青森山田(青森)と対戦する。 矢板中央は3年生DFを中心に先制点を守り抜いた。前半2分、フリーキックのこぼれ球をDF五十嵐磨於選手(3年)が右足でダイレクトボレー。ゴール正面にいたDF白井陽貴選手(3年)が、右足のかかとでグラウンダー性のボールの軌道を変え、ゴール左隅に流し込んだ。 それからは一方的に攻められる苦しい時間が続いたが、白井、五十嵐の両選手らDF陣が奮起。DFラインを下げて守りに徹し、何度も体を投げ出す気迫の守備で相手のシュートコースを断った。許した8本のシュートの大半が、枠を外れるかDFにはじかれた。 五十嵐選手はこれまで出場機会…

津波で犠牲 大槌町職員遺族ら集い

 大槌町の旧庁舎前で津波の直撃を受けた町職員多数が亡くなった問題で、遺族だけによる震災後初の集いが開かれ、「町から事実に反する説明をされた」「人災だ」などの発言があったことが16日、分かった。「町への遠慮」などから7年余りも沈黙してきた遺族らは「本音で語れる場がやっとできた」と涙を流し、集いの継続を…

滋賀)減反廃止、苦境の農家 交付金なくなり融資急増

 今年、国による米の生産調整(減反)が廃止された。協力してきた農家に支払われてきた交付金がなくなったことで資金難となり、金融機関に融資を求める農家が急増している。国は農家の大規模化を進めて乗り切りたい考えだが、対応できない農家もいる。 長浜市の中山間地の2ヘクタールでコメの作付けをする男性(54)は今春、田植え機が故障した。農業団体に勤めながら休日に家族でコメを作っている。農業収入は年120万円ほどあるが、肥料代などを差し引くと利益はほぼゼロだという。 悩んだ末に金融機関から120万円を借り、田植え機を購入した。男性は「融資してもらえなかったらコメは作れなかった」。 農林水産省によると、2016…

クリスマスはすぐそこに・・・

 クリスマスまであとわずか。今年もムードを高める多彩な催しが、県内の鉄道、商店街、デパートで開かれている。朝日新聞大津総局で就業体験(インターンシップ)をしている学生3人が各地で取材した。 信楽高原鉄道(甲賀市)では24日まで、サンタ列車を走らせている。 鉄道利用者を増やす目的で同社が企画し、今年で19回目。信楽駅から貴生川駅の区間で、午前に2往復運行している。通常車両の一つをリースなどでクリスマス仕様に装飾。保育士などを目指すびわこ学院大学の学生30人以上も、授業の一環で日替わりで乗車して盛り上げている。 14日には甲賀市内の保育園児ら約70人が乗車した。学生らはサンタやトナカイの格好でハンドベルやクイズなどを披露。紙人形の劇を始めると、園児たちは椅子から身を乗り出して夢中に。4年生の野出湖都美さん(22)は「(子どもたちが)楽しんでくれていてうれしかった」。 サンタ列車の運賃は往復で大人920円、小人460円。大人1人につき未就学児2人が無料になる。事前予約が必要。問い合わせは信楽高原鉄道(0748・82・4366)へ。(日野空斗) 大津市の西武大津店では、来店者が写真撮影できる特設フォトスポットなどが、クリスマス気分を盛り上げている。25日まで。 2階の一角に設置されたフォトスポットでは、ハートで描かれた「ツリー」をバックに、写真を撮ることができる。周囲にはプレゼント用の赤いボックスを積んで金のリボンを結んだ「ツリー」も並んでいて、にぎやかな雰囲気だ。 また、幼い子どもが親と一緒に遊べるコーナーがある5階の「育ママセンター」でも、クリスマスに関連したイベントを開催している。 同店で販売促進を担当する水上隆之さん(53)は、「家族でクリスマスを楽しく過ごす手助けをしたい」と話している。(平町允)  JR草津駅西口周辺の銀行やホテルなど8店舗で、地域住民が手作りした約300点のクリスマスブーツが展示されている。20日までで、気に入った作品に投票することができる。 造花やペットボトル、プラスチック容器を加工したものなど、1歳から96歳まで幅広い世代が作った様々な作品が並ぶ。草津駅西口商店街が街を盛り上げようと2012年に始めた。13年からは、このイベント関連の売り上げで、東日本大震災の被災地の子どもたちにクリスマスブーツを届けている。 8店舗のうち4店舗以上を訪れ、スタンプを集めると投票できる。商店街副会長の大西幸治さん(66)は「ブーツの観覧と投票を通して商店街の良さを感じてほしい」。22日には駅近くの商業施設「エイスクエア」で優秀賞などの表彰、投票した人へ賞品があたる抽選会などがある。(喜屋武水樹)

広島)スタジアム、どこへ行く 候補地の近隣住民は反対

 J1サンフレッチェ広島の本拠地となる新サッカースタジアムの候補地問題。広島市は12月上旬、選定作業を本格化させる方針を示した。候補は市内に三つあるが、これまでの経緯から中央公園広場を「本命」とみる関係者は少なくない。ただ近隣住民は反対しており、選定がスムーズに進むかは見通せない。 「三つの候補地から最終的な候補地を選定する作業に入っていきたい」 10日の広島市議会。一般質問で、松井一実市長は候補地の絞り込みを始める意向を明らかにした。候補地は「中央公園広場」と「旧市民球場跡地」「広島みなと公園」の3カ所だ。 ただ、中央公園広場の北側には…

福岡)松山城跡の立ち入り禁止続く 元日登山中止

 福岡県苅田町指定史跡の松山城跡(標高128メートル)は、7月の西日本豪雨で土砂崩れなどが発生し、立ち入り禁止が続いている。このため、元日恒例のイベント「初日の出登山」も今回は見送られることになった。 町教委によると、松山城跡は7月の豪雨のため山頂付近で6カ所、山腹では3カ所で土砂崩れや崖崩れが起きた。地元の松山区と協議し、利用者の安全が確保できないとして同月9日から立ち入りを規制。登山口の駐車場も閉鎖している。 復旧に向けて町は9月に測量費や応急措置費として900万円の予算を組んで現在、地形の測量を進めているという。担当者は「調査中のため復旧のめどは立っていないが、復旧の要望は多く、早期に利用できるよう努めたい」と話す。 新年の登山は毎年元日、多くの…

2人で残業→1時間で完了 AIで議事録、効果てきめん

 徳島県は人工知能(AI)を使った議事録の音声のテキスト化と要約を、15日から全ての審議会や協議会に広げた。昨年度に知事の定例会見のデータを使って実施した実証実験を踏まえ、本格導入することにした。議事録作成にかかる作業が5分の1に減り、公開までの時間も大幅に短縮されるという。 行政改革室によると、昨年10月から今年3月に実施した実証実験では、これまで会見4日後だった知事会見のホームページ公開を当日中に前倒しできた。ホームページへのアクセス数も2倍以上に増え、利用者の満足度は9割を超えたという。 会議データを要約する「AI要約システム」は、当初は不自然な日本語になることもあったが、長い発言には「。」(句点)を入れるなどの工夫で分かりやすい表現になるよう、使い方を改善したという。 県の審議会や協議会は約130あり、議事録は原則としてインターネットで公開している。これまでは職員が音声データを聞きながら、パソコンで文字起こしをしており、作業に会議時間の5倍程度かかるため、公開が会議の数カ月後ということもあった。 飯泉嘉門知事は15日の定例会見で、「今後ともAIをはじめとする最先端技術を積極的に利用し、職員の働き方改革の推進、県民サービスの向上につなげたい」と話した。 この日の定例会見のテキスト化作業をした職員は「手作業では2人がかりでも残業になることもあったが、今日は私一人で1時間ほどで終えられた。早く内容を知ってもらえる上、他の仕事に充てられる時間が増える」と話している。(三上元)

宮崎)川南音楽祭のアドバイザー、宮崎の交響曲を作曲

 毎年12月に宮崎県川南町で開催されている「モーツァルト音楽祭」のアドバイザーで、オーストリア人作曲家のバルドウィン・スルツァーさん(86)が、宮崎の四季を主題にした交響曲を作曲する。交響曲は2年後の音楽祭で初公演されるほか、「国文祭・芸文祭みやざき2020」で一部が演奏される可能性がある。 18日、音楽祭の音楽監督の馬込勇さん(62)や実行委員長の多賀学昭さん(65)らが会見で明らかにした。スルツァーさんは度々県内を訪れ、音楽祭で指揮したり、宮崎の自然や人情に触れたりしており、曲名は「オーケストラと合唱のための交響曲第10番『ひむかの海と太陽』」(仮題)という。 昨年3月、スルツァーさんから提案があり、今年8月に馬込さんがオーストリアを訪れた際に構想がまとまった。曲は春夏秋冬の4楽章からなる25分程度の現代曲。すでに作曲作業に入っているという。指揮棒をふるう馬込さんは「合唱団がメインで、どんな曲になるのか楽しみ。しっかり読譜して臨みたい」と期待を寄せる。 川南町と音楽祭の縁も馬込さん…

東京)都勢2大会連続、初戦で姿を消す 高校サッカー

 第97回全国高校サッカー選手権で、15年ぶり4回目出場の東京A代表・国士舘は31日、駒沢陸上競技場(東京都世田谷区)での1回戦で米子北(鳥取)と対戦。0―1(前半0―1)で敗れ、悲願の初勝利はならなかった。前回に続き、今大会も都勢2校がそろって初戦で姿を消した。 4回目の出場で大会初勝利をめざした国士舘は、またも全国の壁にはね返された。 試合は、序盤から前回大会8強…