徳島)タヌキの駅にようこそ 阿波川口駅にスタンプ寄贈

 地元住民らが妖怪タヌキ伝説を生かしたまちおこしを進めているJR阿波川口駅(徳島県三好市山城町)に、高松市の鉄道カメラマン、坪内政美さん(44)が手作りのスタンプを寄贈した。 昨年4月に運行をスタートした観光列車「四国まんなか千年ものがたり」(上り)の停車駅になったことから、住民グループ「やましろ狸(たぬき)な会」が乗客の歓迎行事を始めた。同年11月には、駅舎の三角屋根に妖怪「汽車タヌキ」のモニュメントを置き、外壁も千年ものがたりの色に塗り替えた。土讃線開業80年を記念して地元商工会が中心となって2015年に始めた狸まつりも秋の恒例行事となっている。一方、観光客からは「スタンプはありませんか」という声が寄せられるようになった。 駅には1970年代半ばごろまでスタンプがあったが、その後なくなっていたという。坪内さんは、大阪の収集家が保管していた昔の印影を確認。新たに、千年ものがたりの車両、狸の駅舎をあしらった「やましろ狸が出迎える駅」のスタンプを作った。 JR四国の委託で20年以上に…

山梨)今冬も「寒いほど値引き」 北杜などで12日から

 厳しい冷え込みの時期、気温が低くなるほど食事や買い物の割引率が上がる「寒いほどお得フェア」がこの冬も、山梨県北杜市や長野県富士見町、原村など八ケ岳周辺で開催される。2002年に始まり、今回で18回目。 期間は12日~2月17日。飲食店や雑貨店、宿泊施設など計77店舗が参加する。JR清里駅前観光案内所で午前10時に測った気温によって、各店舗の対象商品が割引となる。割引率は零下5度以下なら最大の50%、零下4・9~0度で30%、0・1~5度で10%(5度を超えると割引なし)。最終日の2月17日は気温にかかわらず50%引きとなる。 宿泊施設は当日に予約・チェックインする場合はその日の割引率が適用され、事前予約の人は次回の宿泊の際に使える割引券がもらえる。 気温と割引率は、駅前観光案内所の前に設けられた寒暖計に毎日午前10時に表示される。フェアのサイト()や駅前観光案内所(0551・48・2200)でも確認できる。(谷口哲雄)

群馬)上州もつ煮ぼと、2年連続入賞 道の駅グルメGP

 全国の道の駅のグルメを集めて9月に開かれた「道―1グランプリ」で、道の駅おおた(群馬県太田市粕川町)の「上州もつ煮ぼと」が2年連続で入賞した。群馬のソウルフード・もつ煮と煮ぼと(おっきりこみ)を組み合わせ、県産食材でつくった自信作だ。 順位は来場者による投票で決まる。桐生市で開かれた昨年の同大会では2位だったが、今年は京都府京丹後市での開催。「関西といえば薄味という印象。群馬の味が受け入れられるのか」と秋山摩実駅長(28)は少し心配だったという。 今年は県産100%にこだわった。主役は県産もつと館林の幅広麺だが、太田産のヤマトイモを練り込んだ手作りコンニャクの食感も負けていない。味のベースは、コクの深い上野村産の十石みそ。濃いめの味わいに、太田産ネギが彩りと新鮮さを加える。 今年は3位入賞。1位は栃木、…

群馬)新幹線・特急の利用客、9年連続で増加 高崎管内

 JR東日本高崎支社は、管内の年末年始(12月28日~1月6日)の輸送概況をまとめた。上越・北陸新幹線(大宮―高崎間)と上越線特急(高崎―渋川間)の利用客は、前年の同じ曜日期間と比べて1・6%増の137万3千人で、9年連続の増加となった。 このうち北陸新幹線は、5%増の74万人と好調だった。同支社は「軽井沢や北陸方面への観光客が増えた」と分析。北陸方面が大雪に見舞われ、交通手段を車から新幹線に変更する人が多かったとも要因として考えられるという。上越新幹線は前年比2・6%減、上越線特急は同3・7%増だった。 輸送人員のピークは、下りが12月29日(10万2千人)、上りが1月3日(10万5千人)。県内観光地の最寄り駅の降車人員は、「水上、尾瀬、三国温泉郷」に近い沼田、上毛高原、水上の合計が2万300人、「草津、白根」に近い長野原草津口が1万5100人だった。

岐阜)渦巻き気持ち一つに 高山で消防出初め式

 新春を祝い、消防団の士気を高める出初め式が5日、岐阜県高山市の市立西小学校であった。団員らが隊列を組み、渦を巻くように駆ける独特の訓練「舞い込み」を披露し、安全な消防活動を誓った。 この日の式には、消防職員や団員ら約430人が参加。雪が降る中、団員らは隊列を組み、校庭の中央に駆けだした。「わっしょいわっしょい」と声を上げ、まといを振るいながら校庭に渦を描いて気持ちを一つに。訓練を終え、元の位置に戻ると、団員らは万歳をして新春を祝い、安全な活動を祈った。(山下周平)

長野)千曲市でヒノキ板浮かべた「年賀状風呂」

 長野県千曲市の戸倉上山田温泉にある入浴施設「万葉超音波温泉」で、新年のあいさつや抱負をヒノキの板に書いて湯船に浮かべるイベントが開かれている。名付けて「年賀状風呂」。温かなメッセージとヒノキの香りが、5日まで楽しめる。 ヒノキの板は、年賀状よりも一回りほど大きいサイズ。12月中旬から施設を訪れた子どもたちを中心に呼びかけて作った。「勉強をがんばりたい」「みんな健康で過ごせますように」など、抱負や願いが書き込まれている。男湯と女湯にそれぞれ100枚ずつ浮かべている。 5月のショウブ湯、12月のユズ湯のように、「正月の年賀状風呂」になればと、一昨年から始め、今回で3回目だという。 千曲市の会社員南沢芳美さん(61)は「今年も楽しみに来ました。孫世代の子どもが書いていると思うとほっこりする。災害のない年になるといいな」と話していた。(鶴信吾)

長崎)BSL4施設建設、年内に業者と契約へ 長崎大

 長崎大が坂本キャンパス(長崎市坂本1丁目)で設置を計画している、危険度の高い病原体を扱うBSL4施設について、同大は建設する業者が決まり、年内にも契約を結ぶ見通しを明らかにした。 大学によると、建設業者の入札で19日に落札業者が決まった。契約上、締結の翌日が着工日となる。当初目指していた21日からは遅れるものの、手続きが済み次第、契約を結ぶ。 大学が10月に長崎市に提出した建築基準法に基づく建築計画は現在も審査中で、現場で工事に入るのは年明けになるとみられる。 一方、設置に反対する周辺住民…

島根)干しスルメイカがずらり 美保関町

 松江市美保関町の美保神社前で、軒先につるされたスルメイカが潮風に吹かれていた。丸まっているイカを伸ばしてはさおにぶら下げる作業をしていたのは、観光センターいしくらの店長石倉美由紀さん(62)。「正月のお飾り用のイカを干しているんですよ」。イカは毎日伸ばしていて、1週間ほどで完成だという。 今年はスルメイカが捕れたのが20日過ぎと遅く、イカ干しも遅れた。石倉さんは「いつもはテントが落ちるのではないかというくらいつるしているけど今年は少ない。例年よりだいぶお値段もいいですよ」と苦笑いだった。イカはお飾りのほかに食用としても売られ、イカが捕れる間は干している様子も見られるという。(内田快)

山口)うそ電話詐欺「絶対だまされん」はずが

 家族を装った電話や、架空の会社を名乗ったはがきなどで現金をだまし取る「うそ電話詐欺」。県内の被害額は今年、3億円を超えた。手口は巧妙になり、冷静さを保つのは難しい。山口県下関市の女性も今月、被害に遭いかけた。「私は絶対だまされない」。そう思っていたのに。 今月11日午前8時過ぎ、山口県下関市内に住む70代の女性宅の電話が鳴った。「母さん?」。男の声だった。市内で働く息子だと思った。 男は、仕事で女性宅の近くにいると告げた。「昼ごろに終わるから寄りたいけど、ご飯ある?」。何げない会話に、疑念は抱かなかった。固定電話は一部が故障し、着信番号が表示出来なくなっていた。夫と2人暮らしだが、このとき夫はいなかった。 2回目の電話は同日午前10時…