福島)双葉ダルマ市 復興住宅で初

 双葉町で江戸時代から続く「双葉ダルマ市」が12日、いわき市の復興公営住宅「勿来酒井団地」であった。震災後も、同市内の仮設住宅を会場にして途切れずに続いてきたが、今回初めて復興住宅での開催となった。13日まで。 団地内の広場には歌や郷土芸能を披露するステージが設けられ、露店が並んだ。地元のJA女性部がつくった双葉ダルマを多くの人が買い求めていた。 主催者代表の中谷祥久(よしひさ)さん(38)は「ダルマ市が開かれないと私たちの1年は始まりません。双葉に帰れる日までここで続けていきます」と話していた。(杉村和将)

地域振興の起爆剤に 東芝メモリ工場着工

 夕暮れ。勤務を終えた作業員が次々とプレハブの事務所に引き揚げていく。広大な敷地に、高さ約50メートル、鉄骨5階建て延べ20万平方メートルの巨大な工場が姿を現している。クレーン群や重機が投光器に照らし出され、まるで夜間照明に彩られたアミューズメントパークのようだ。 北上市の北上工業団地で7月に着…

地域振興の起爆剤に 東芝メモリ工場着工

 夕暮れ。勤務を終えた作業員が次々とプレハブの事務所に引き揚げていく。広大な敷地に、高さ約50メートル、鉄骨5階建て延べ20万平方メートルの巨大な工場が姿を現している。クレーン群や重機が投光器に照らし出され、まるで夜間照明に彩られたアミューズメントパークのようだ。 北上市の北上工業団地で7月に着…

宮崎)裁判員、高い辞退率続く 「やってよかった」声も

 制度が始まって10年になる裁判員裁判について、各地の裁判所職員の頭を悩ませているのが裁判員候補者たちの辞退率の高さだ。実際に裁判員を経験した一般市民からは好意的な意見が聞かれることもあり、宮崎でも裁判官が学生らに制度の説明をするなど、理解を広げようとする動きが続いている。 「制度としてはまだ赤ちゃんです。より参加しやすく分かりやすい運用をしていかなければならない」。13日、宮崎大学(宮崎市)で中川和俊・宮崎地裁裁判官が学生向けに出前講義をした。1、2年生を中心に約20人の学生が参加し、審理や選任手続きの流れなどを説明した。参加した地域資源創成学部の1年生古市歩実さん(18)は「成人になってもし選ばれたらやってみたい」としつつも、「知識のない自分が人の人生を左右する判断をしていいのかとも思う」と不安をのぞかせた。 裁判員制度は2009年5月21日に施行された。宮崎県内では昨年度までに68被告を対象にした裁判員裁判があり、399人が裁判員に選任された。 裁判員選任の流れは原則以下の…

山口)SLやまぐち号 不遇の1年 車体不具合、豪雨も

 鉄道ファンにとどまらない人気がある「SLやまぐち」号(JR西日本)。今年は西日本豪雨や相次ぐ車体の不具合で、計画の約4割が運休、乗客数は昨年より4割減った。来年は運行40周年。今後も山口観光の起爆剤として期待されるが、製造から80年を超えて老朽化という課題を抱えながらの運行となる。(藤野隆晃) SLやまぐち号は、JR山口線の新山口(山口市)―津和野駅(島根県津和野町)間62・9キロを、週末を中心に往復する観光列車。運行開始は1979年。「貴婦人」と呼ばれるC57、「デゴイチ」の名で親しまれるD51、「ポニー」が愛称のC56、計3台が鉄路を走る。 今年は計92日間の運行を計画。だが、3月の運行開始直後からつまずいた。D51に不具合が発覚し、4月1日は代替として、ディーゼル機関車が客車を牽引(けんいん)した。老朽化したC56は5月6日、勾配がきつい山口線の運行から引退した。 7月の西日本豪雨では、JR山…

千葉)勝浦タンタンメン、ポテチに 21日から期間限定

 千葉県勝浦市の名物「勝浦タンタンメン」味のポテトチップスが21日、カルビー(本社・東京都千代田区)から県内のほか関東地方などで期間限定で発売される。同社は2017年度から47都道府県の「地元ならではの味」を再現するポテトチップス作りを進めているが、千葉の味には勝浦タンタンメンが選ばれた。 同市役所で7日、商品発表会が開かれた。同社マーケティング本部の大藤友季恵さんの話では、千葉の味としては他に、みそピーやホンビノス貝などもあがったが、「地元に根付いていて、ポテトチップスとの相性もぴったり」なことから、勝浦タンタンメンを選んだという。 勝浦タンタンメンは、刻んだタマネギとひき肉を具材に、ラー油をたっぷり使ったしょうゆベースのスープが特徴。14年にも同社のポテトチップスとして商品化されている。そのときは「そのものの味を出そうと辛みを強めた」が、今回は「広く多くの人に食べてもらおうと、少しマイルドにした」という。 08年から勝浦タンタンメンを使った地域起こしを続けている「熱血!!勝浦タンタンメン船団」の磯野典正団長は、「我々の思いがこの商品には詰まっている。勝浦という名が広まっていくのがうれしい」と語った。(稲田博一)

岐路の鉄路)存廃、自治体間で主張割れる

 JR北海道が廃止・バス転換を提案している日高線鵡川―様似間(116キロ)について、沿線7町長は25日、新ひだか町で臨時町長会議を開いた。池田拓・浦河町長は議会とも協議した結果として「全線復旧」を主張。えりも、様似両町長は全線バス転換もやむなしの意向を示すなど、自治体間の主張が割れた。 非公開の会議後、日高管内7町長全員が取材に応じた。この日は「全線バス転換」と「鵡川―日高門別間のみの復旧」の2案に対する町議会との協議結果が報告された。 浦河町の池田町長は「鉄路は一度廃線になったら絶対、元には戻らない。廃線ではなく『休線』してでも残すべきだ。町議会も私の背中を押してくれた」と全線復旧を主張。2案に絞り込むことに反対の意向を示した。 他の6町長は2案絞り込みに賛成の意向を示し、えりも町の大西正紀町長は「利便性の高いバス転換をのぞむ」。坂下一幸・様似町長は「早くバス転換への議論に入りたい」と踏み込んだ。 一方、日高門別までの復旧を目指す日高町の大鷹千秋町長は「議会ともども日高町の主張は変わらない。ここに来てそれぞれの町の主張が鮮明になってきた」と語った。次回の町長会議は1月28日に開かれるが、協議は長期化しそうだ。 (深沢博)

山梨)桂川で親子3人を救助 元協力隊員に感謝状

 山梨県大月市の観光名所「猿橋」のそばにある桂川で、川に流された親子3人を、ゴムボートに乗っていた男性が間一髪で救助した。今年3月まで3年間、市の地域おこし協力隊員を務め、大月の自然の魅力を発信し続ける鈴木涼平さん(39)で、「みんなの協力で命を救えた」と話す。 大月署によると、20日正午前、観光で猿橋を訪れていた甲府市の男性会社員(47)と中学2年の長女(14)、小学4年の次女(9)の3人が、桂川の岩場を歩いていたところ、次女が足を滑らせて川に転落。助けようとした男性会社員と長女も流されてしまった。 ラフティングボートで川を下り、猿橋の景観を仰ぎ見る遊覧ツアーを企画している鈴木さんはこの日、午後からの営業のためにコースの安全点検をしていた。ボートをこいでいると、目撃者とみられる人の「尋常じゃない叫び声」が聞こえてきた。 「誰かがおぼれたに違いない」…

千葉)館山若潮マラソン、8年連続で申し込み1万人超え

 第39回館山若潮マラソン(館山市など主催、朝日新聞千葉総局後援)が27日、館山市営市民運動場を発着点に開かれる。参加申し込みは1万1252人。全国でマラソン大会が開かれるため定員に達しない大会が増えるなか、8年連続の1万人超えとなった。 エントリーしたのはフルマラソンが6944人、10キロの部2825人、2キロのファミリーの部514組1483人。フルマラソンは午前10時、10キロの部は同10時50分、ファミリーの部は同11時にスタートする。同9時15分からコース周辺で交通規制がある。 今回もゲストランナーにプロ・ランニングコーチの金哲彦さん、ライフセーバーの飯沼誠司さん、トライアスリートの上田藍さんと細田雄一さん、オープンウォータースイマーの貴田裕美さんが参加する。26日には金さんによるマラソンクリニック(有料)と前夜祭がある。(川上真)

香川)性被害の相談窓口を紹介 県がカード作成

 SNSをきっかけに性犯罪や性暴力に遭う若者が増えているとして、香川県が性暴力被害者支援センター「オリーブかがわ」の相談窓口や活動を伝えるカードを作った。全ての女子高校生のほか、小中学校の保健室、大学、病院などに配った。 約3万部を作成。折りたたむと名刺サイズになる。オリーブかがわは、性被害に特化した相談窓口として県が昨年4月に開設。カードでは、専門員が無料で相談に応じ、秘密は守ることや、病院、警察、学校に付き添うことなどを紹介している。 内閣府のホームページのQRコードも載せた。飲み物に睡眠薬を入れられる「デートレイプドラッグ」や「AV出演強要」など、10~20代を取り巻く性暴力を伝えている。 県によると、オリーブかがわに…