福井)藤島高3人、世界大会へ 英語ディベート日本一

 福井県立藤島高校(福井市)2年の3人が、18~20日に大阪府泉佐野市である第4回PDA高校生パーラメンタリーディベート世界交流大会に出場する。2018年12月に全国64チームが対戦した第4回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会で優勝し、日本から6チーム出場できる交流大会への切符を手にした。 全国大会と世界交流大会は、一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会が主催。1チーム3人で、チーム別に肯定と否定の役割が割り当てられ、示された論題について15分間で準備し、英語で議論を交わして説得力を競う。 3人は「SSH・国際教養部」の澤﨑遥夏さん(17)と城戸明日香さん(17)、高崎千実さん(16)。全国大会では「アメリカの保護貿易主義は、アメリカに利益よりも害をもたらす」など、予選から決勝まで七つの論題で戦い、優勝を勝ち取った。 大会直前に行った修学旅行先の…

鹿児島)ユナイテッド初練習 J2へ向け始動

 今季からJ2で戦う鹿児島ユナイテッドFCは10日、鹿児島市の県立サッカー・ラグビー場で初練習に臨んだ。サポーターら約50人が見つめるなか、選手たちはしっかりと体をほぐし、終始和やかな雰囲気でボールの感触を確かめた。 午前10時過ぎ、選手32人がフィールド上に集まった。約1時間かけ、コーチから指導を受けながらストレッチなどで体を整えた。その後は、ミニゲームなどでボールを蹴り、時折笑顔を見せたり、大きな声をあげたりしていた。 練習を終えた赤尾公選手は「こんなに(観客が)来たのは初めてなので、期待の表れだと思う。まずは開幕戦で新しい鹿児島をお見せできるよう、責任感をもってやらなければいけない」と気を引き締めた。 今季から指揮を執る金鍾成(キ…

子どもミュージカル、あす熱演

 プロの劇団から指導を受けた湧別町の児童、生徒たちのミュージカル「不思議の国のアリス」が11日午後6時から同町文化センターTOMで上演される。入場無料。 今年で9回目を迎えた「子どもミュージカル体験事業」(同町教育委員会主催)。集団で創作する面白さを体験し、参加者のコミュニケーション能力の向上を目指している…

新潟)乳がん手術で失ったパーツを患者がつくる講習会

 がん手術や交通事故などで失った胸や鼻などを、シリコーンで本来の姿そっくりに作る会社が新潟市にある。「シンワ歯研」(新潟市西区的場流通1丁目)。歯科技工の技術を応用し、人工のボディーパーツ製作に取り組み始めて3年。「失った体の一部を自分でつくれたら愛着を持てる」。そんな声も出てきたことから、乳がん手術後に乳房を再建した人たちを対象に、自分で乳輪・乳頭のパーツを作る講座を27日に開く。 製作を担当するのは、歯科技工士の本間理恵さん(38)。5年ほど前、取引先の歯科医から、交通事故に遭った患者の「鼻」を作れないかと依頼されたのがきっかけだった。材料は異なるが、型をとって素材を流し、本物に近づくよう色を乗せて模倣させる技術は、入れ歯作りに似ていた。 「鼻」の依頼を機に、指や耳、胸などのパーツを作る訓練を積み、事業化した。 本間さんの作るパーツはシリコ…

香川)炎に願う無病息災 小豆島で「とんど」

 香川県小豆島町の二十四の瞳映画村で13日、正月飾りを燃やして無病息災を願う伝統行事「とんど」があった。 山伏がほら貝を吹きながら映画村内を練り歩き、門松やしめ縄を巻き付けた高さ約6メートルのやぐらに点火。集まった観光客や地元の住民ら200人は歓声を上げ、家内安全などの願いを込めて手を合わせた。 火が弱くなると、残り火で焼いた餅やミカンが振る舞われた。大阪から訪れた女性は「娘の縁談がまとまるようお願いした」と話していた。

鹿児島)西郷どんだけじゃない 第2弾「維新ダンス」

 西郷どんだけじゃない――。鹿児島市が明治維新150周年を盛り上げるためにつくったPR動画「維新dancin’鹿児島市」の第2弾が、14日から民放テレビ各局で放送される。 前作と同様に、鹿児島実業高校の男子新体操部の生徒たちが、西郷隆盛と愛犬ツンに扮して踊る。市観光プロモーション課によれば、前作もCMや街頭で放映し、動画投稿サイト「YouTube」(ユーチューブ)などで公開。再生回数が110万回を上回るほど好評という。 前作「西郷どんも知らない!?鹿児島市」に対し、今作のテーマは「西郷どんだけじゃない!鹿児島市」。生徒に加えエキストラ約130人も出演し、平川動物公園やラーメン店、温泉など、前回紹介できなかった市内の名所をめぐる。外国人観光客にもPRするため、3月までに英語版も作成する予定だ。 テレビでは、県内の民放各局で…

滋賀)宮本和宏氏が無投票で3選 守山市長選

 守山市長選が20日告示され、無所属現職の宮本和宏氏(46)=自民、立憲、国民、公明、社民推薦=以外に立候補の届け出はなく、前回同様に無投票で3選が決まった。 午後5時に無投票当選が決まると、宮本氏は守山商工会議所で開かれた祝勝会で、三日月大造知事や市町長ら支持者と万歳し、喜び合った。宮本氏は「活力ある住みやすさ日本一が実感できるまちの実現に、市民の皆さんと取り組んでいきたい」と抱負を語った。 3期目に向けては、2021年10月に稼働を始める新環境センターの整備▽市民活動を担う新たな人材育成などの「人づくり」▽「待機児童ゼロ」の実現▽耐震性を備えた市役所庁舎の建て替え――などを掲げている。 市議補選(被選挙数1)も20日告示され、共産1人、無所属2人のいずれも新顔3人が届け出て、選挙戦に入った。27日に投開票される。19日現在の選挙人名簿登録者数は6万5481人。(北川サイラ)

東京)中学入試、「医学・サイエンスの道」人気

 昨今の大学入試は「文高理低」と言われ、成績に関係なく理系より文系の人気が高いとされる。一方、首都圏の中学入試では医学部進学実績を伸ばすなど、理系に強い学校の人気も高まっている。(平岡妙子、宮坂麻子、横川結香) 三田国際学園中学校・高等学校(東京都世田谷区)は、明治からの歴史がある戸板中学校・戸板女子高等学校を改称、共学化して、2015年度に誕生した。「グローバル時代に生きる子どもをめざし思考力や探究力をつける」と打ち出し、英語やICT(情報通信技術)の教育に力を入れる。改称前は定員割れだったが、昨年の総志願者は3600人を超えた。 今年4月からは、医療と科学、…

愛知)文化財を守れ! 明治村で消火訓練 犬山

 国の重要文化財や登録文化財が集中する博物館明治村(愛知県犬山市)で22日、職員と市消防本部の合同消防訓練があった。「文化財防火デー」(26日)を控えた取り組みで、計40人が参加。客の避難誘導と消火の手順を確認した。 国の重要文化財「東松家住宅」から出火したとの想定だった。職員でつくる自衛消防隊が建物内の「客」を外部へ誘導し、消火器や構内に設置された放水銃などを使って消火活動を開始。消防車で駆けつけた消防署員が放水に加わった。 明治村の三好学所長は「お客さまの安全確保に加え、一度失われると取り返しのつかない文化財を守らなければならないことを肝に銘じて、防火に努めたい」と話した。(荻野好弘)

神奈川)ハルモニの言葉が本に 川崎の識字学級で学ぶ

 川崎市南部に位置する街・桜本(川崎区)。この町にある「識字学級」で日本語を学んだ在日コリアンの女性らがつづった生活史が本になった。「わたしもじだいのいちぶです」(日本評論社)と題するこの一冊には、差別や貧困といった女性たちの苦難の歴史や、日常の暮らしでの思いが鮮やかに記されている。学ぶことをあきらめなかった女性たちは「私たちが書いた文が本になって全国の書店に並ぶなんて夢のよう」と話す。 本の題名は在日コリアン1世の徐類順(ソユスン)さん(92)の文章から。14歳で母と来日し、工場などで働いて18歳で結婚。終戦で帰国したが、母と夫を亡くし、朝鮮戦争の戦火の中を逃げ回った。仕事を求め、日本に来て78歳まで働いた。ほとんど肉体労働だったという。 70歳になってから識字学級に通い始め、思いを少しずつ文章にしていく。幼いころから仕事をして勉強する暇がなかったという徐さんは本に「じだいがわるかった」とつづった。 金芳子(キムパンジャ)さん(…