徳島)海陽の「わかいし」集う場づくり 若者らが企画

 若者の力で地域を盛り上げようと、徳島県海陽町で交流企画「わかいしプロジェクト」が進んでいる。20~30代の町職員らが中心となって体験型の催しを開き、町おこしや課題解決に向けたアイデアを募って、実現を目指すという試みだ。 プロジェクト名は地元の言葉で「若い人」。平均年齢55・5歳で65歳以上が4割以上を占める海陽町。職場以外の若者同士が交流する場をつくろうと、町職員の浜田栄一郎さん(24)、松岡愛さん(24)ら有志が企画する。昨年9~12月に、アクセサリーづくりなどの体験イベント「WAKAISHI(ワカイシ) CAFE(カフェ)」を計3回開催。今年度から活動を本格化させた。 現在は、幼稚園教諭の笠原理恵さん(30)を代表に、阿佐海岸鉄道勤務の中山尚美さん(31)、地域おこし協力隊員の藤田奈都季さん(27)を含む計5人が運営スタッフを務める。2週間に1度のペースでミーティングを開いて、月1回程度のペースでイベントを開いている。 7月にあった今年度最初の「カ…

福井)「最後の忍者」が福井に参上 忍者の技学ぶ講演会

 忍者の修行方法や現代でも役立つ技について学ぶ講演会が20日、福井県坂井市春江町東太郎丸のエンゼルランドふくいで開かれた。約100人の親子らが参加し、「最後の忍者」とも呼ばれる川上仁一さんの話に聴き入った。 川上さんは、実際に修行を経験したこともある甲賀流伴党21代目宗家で、三重大特任教授として忍術の研究もしている。「忍術では心と体を一致させることが大事」と語り、手で反対の手をたたくことで気持ちを集中させる方法や、足を高く上げ、でこぼこ道や暗いところでも転びにくい歩き方を実演。子どもたちも動きをまねて、忍者の修行や技を学んだ。 家族と講演会に参加した福井県あわら市の小学生、森川紘敬さん(10)は「忍者には初めて会った。想像していたよりも普通に修行もしていて、もっと話を聞きたくなった」と話した。(山田健悟)

宮崎)市町村対抗駅伝 宮崎市Aが4年連続V

 第9回県市町村対抗駅伝競走大会(宮崎陸上競技協会など主催)が14日、宮崎市内の12区間(39・2キロ)であり、26市町村から45チームが参加した。「市郡の部」では宮崎市A(2時間1分19秒)が4年連続6回目、「町村の部」では三股町A(2時間8分39秒)が2年連続6回目の優勝を果たした。 宮崎市Aは、区間新記録を出した3区の荒木勇人選手(宮崎日大高3年)など、九つの区間賞を達成。一度も首位を譲らず、2位に4分26秒差を付けてゴールした。入船満監督(39)は「選手全員がベストを尽くし、予定通りのレースができた。第10回を迎える来年も、地元の皆さんに応援される走りを見せたい」と話した。(高橋健人)

奈良)放課後に塾講師が遠隔授業 奈良市立柳生小

 奈良市立柳生小学校(同市柳生下町)の5年生が放課後、パソコンを通じて東京や愛知などの塾講師から遠隔授業を受けている。経済産業省の実証研究事業の一環。学校と塾が指導内容を共有し、児童の学習をきめ細かに支援する狙いだ。 柳生小学校は、奈良市北部の山あいにある。1月17日午後3時過ぎから、図書室で遠隔授業が始まった。 5年生6人がノートパソコンを前にして、ヘッドホンを装着。男児のパソコンをのぞくと、画面の向こうの男性が「聞こえますかー」。愛知県内の自宅でパソコンを開いている塾講師だ。「はい、聞こえます」と男児。画面には、男児が事前に解いた算数の教材も表示されている。 6人は画面上で情報を共有でき…

石川)20団体が北陸大会へ 県アンサンブルコン開催

 打楽器や管楽器の演奏を少人数で競う第53回石川県アンサンブルコンテスト(県吹奏楽連盟、県高校文化連盟吹奏楽部、朝日新聞社主催)が13日、津幡町北中条3丁目の町文化会館シグナスで開かれた。支部大会を経て推薦された小学校から職場一般までの計60団体が参加し、美しいハーモニーを披露した。県代表に選ばれた20団体は2月10日に福井県立音楽堂(福井市)である第42回北陸アンサンブルコンテストに出場する。 北陸大会に進んだ団体に喜びの声を聞いた。 大浦小・金管四重奏の奥村茉央さん(6年)「代表に選ばれてびっくりした。まだできていないところもあるので、もっと練習してがんばりたい」 矢田野小・金管三重奏Bの寺田…

神奈川)映画「この道」公開 AKIRAさんら舞台挨拶

 小田原を主な舞台に展開する映画「この道」が全国で公開された。童謡の創作をめぐり、詩人北原白秋と作曲家山田耕筰の友情と葛藤(かっとう)が描かれる。耕筰を演じるEXILEのAKIRAさんと、白秋の妻・俊子役の松本若菜さんが20日、上映館のTOHOシネマズ小田原(小田原市中里)の銀幕前であいさつした。 大正初期、北原白秋は女性問題で詩壇の寵児(ちょうじ)から転落するが、小田原で作った童謡で新境地を切り開く。映画は大森南朋さんが演じる白秋を「女性や酒にだらしないが天真らんまんで愛すべき人物」として描く。 白秋の不倫相手とその後の妻を演じた松本さんは「(童謡『雨ふり』の)ピッチピッチ、チャップチャップは白秋の言葉遊びから出てくる。一度聞くだけで耳に残る言葉を作る天才だと思う。耕筰の秀才も重なり、日本の良さが心に響く素晴らしい童謡になった」と話した。 映画では、関東大震災で壊滅し…

鳥取)高校生議会熱く 鳥取中央育英高生が町長へ提言

 鳥取中央育英高(鳥取県北栄町)の生徒が「1日議員」となって、自らの意見を町長に提言する「北栄町高校生議会」が16日、同町役場の議場で開かれた。5回目となる今年は17人(議長1人、議員16人)の高校生議員たちが登壇し、おのおのの視点から町の活性化を考えたアイデアをぶつけた。 高校生議会は、同校が2年生を対象に取り組む「地域探求の時間」の一環。この時間は、北栄町を探求する活動を通じて、地域の魅力や課題などを知ることで、将来的に地域に貢献できる人材を育むことが狙い。 高校生議会は選挙権が20歳以上から18歳以上に引き下げられたことを受けて、主権者教育として、町政にも関心を持ってもらおうとスタートした。これまでに、実際に生徒の提言が元になり、町の施策として採用されたこともあったという。 生徒たちは昨年3月ごろから、…

高知)大川村で村営バス「貨客混載」始まる お弁当配達

 高齢者向けの配食サービスの弁当を村営の路線バスに積んで届ける「貨客混載」が15日、大川村で始まった。乗客と貨物を一緒に運ぶ取り組みを自治体が実施するのは県内で初めての試みだ。 大川村船戸の集落活動センター「結いの里」でJA県大川支所の女性部などがつくった弁当8個が、村社会福祉協議会の軽乗用車に積み込まれた。この軽乗用車は「村コミュニティバス」だ。社協の臨時職員和田英子さん(66)が運転し、高齢者宅に届ける。 配食サービスの登録は14人。弁当を受け取った植木時子さん(85)は「足が痛いので買い物もおっくう。配食サービスはいろいろ食べられてうれしい」。 乗客を普段乗せている「村コミ…

広島)女子ホッケー国際大会 広島で開催へ

 女子ホッケーの日本代表(さくらジャパン)を含む8カ国が参加する国際大会が6月、広島市内で開かれる。同市内での大規模なホッケーの国際大会は、1994年の広島アジア大会以来約25年ぶり。ホッケーは東京五輪の公式種目でもあり、2020年に向けた五輪予選も兼ねる。 日本ホッケー協会などによると、大会は世界3カ国で開かれる女子の「ホッケー・シリーズ・ファイナル」の一つ。安佐南区の広島広域公園第二球技場で6月15~23日、日本とメキシコ、チリ、ウルグアイ、ポーランド、ロシア、インド、フィジーで競う。すでに東京五輪への出場が決まっている日本を除き、上位2カ国が五輪代表選考の最終予選へ進出する。 アジア大会の会場にもなり老朽化した第二球技場は改修中で、東京五輪のグラウンドで使われるのと同じ規格の人工芝に張り替える。市スポーツ振興課の担当者は「広島市で唯一開かれる東京五輪の予選。世界最高峰の技術を多くの市民に見てもらいたい」と歓迎している。(北村浩貴)

福岡)メンマが竹林放置を救う 糸島の研究会が生産

 福岡県糸島市で、国産のメンマ作りを通じて竹林整備に取り組んでいる糸島コミュニティ事業研究会が、「国連生物多様性の10年日本委員会」が主催する「生物多様性アクション大賞2018」の審査委員賞を受賞した。無秩序な放置竹林は全国で問題になっており、研究会の活動は「各地の課題解決のお手本になりうる」と評価された。 市によると、市内には約810ヘクタールの竹林があるが、そのほとんどは手入れされず、放置状態。放置竹林は①森林や農地に地下茎を伸ばし、既存の樹木を枯らす②大雨が降ると斜面が崩壊する危険性が高くなる③下層の植生が育たず、生物多様性が低下する――などの問題があるとされる。 研究会を主宰する同市の日高(ひたか)栄治さん(72)らは、10年から竹林整備と地域活性化を兼ねて竹製品の開発に着手。竹パウダーや竹ぬか床作りなどを経て14年度、同市の市民提案型まちづくり支援事業で検討を重ねた末、「竹林整備と新食材の開発という観点から、メンマ作りが最も効果的」との結論を得た。 日高さんによると、国内で流通…