兵庫)2月2、3日にアジア映画祭 話題作4本上映

 アジア発の話題作を上映する「にしのみやアジア映画祭」が2月2、3の両日、JR西宮駅南側のフレンテホール(西宮市池田町)で開かれる。市文化振興財団などが主催し、今回で24回目。上映される4作品は次の通り。 【焼肉ドラゴン(日本、2018年)】2日午前10時半。舞台は大阪万博景気にわく高度経済成長期。関西の地方都市で、小さな焼き肉店を営む在日コリアンの一家と、そこに集う人々を描いた戯曲を映画化。 【バーフバリ 王の凱旋(がいせん、インド、17年)】2日午後1時半。若き戦士バーフバリが亡き父の無念を晴らし、王国の平和を取り戻すために立ち上がる。愛と裏切りが交錯する壮大なアクション作品。 【タクシー運転手 ~約束は海…

「大人へ一歩」実感

 「成人の日」の14日、札幌市や旭川市などで成人式があった。華やかな振り袖姿が街を染めるこの日、多くの成人式会場では、着物以外の女性は少数派だが、そもそも成人式って、今の新成人にとってどんな場なのだろう。札幌市手稲区の式に振り袖以外で参加した女性に聞いた…

滋賀)千日回峰行達成の藤波源信さんが警察官に講話

 比叡山中など計4万キロを7年かけて巡る「千日回峰行」を2003年に達成した大阿闍梨(だいあじゃり)の比叡山延暦寺長寿院の住職、藤波源信さん(59)が25日、長浜署で県警の警察官53人を前に講話した。 千日回峰行は延暦寺の修行で最上位とされ、記録が残る延暦寺の焼き打ち(1571年)以降、達成したのは51人だけ。日に30~84キロ、山道などを年間100~200日歩く。9日間寺にこもって断食・断水し、不眠不休で不動真言を唱える「堂入り」は最難関という。 長浜署は、突発の事件や事故に対応するための日々の訓練が欠かせない署員たちに向けて、藤波さんの「修行」からヒントを得てもらおうと企画した。21~59歳の53人が参加した。 藤波さんは千日回峰行のことや…

秋田)明桜・山口選手はロッテ4位 「ホームラン王に」

 金足農の吉田輝星投手のライバル、明桜の山口航輝選手はロッテに投手として4位指名された。秋田市内で会見した山口選手は「夢であるプロ野球選手になれることが、一番うれしい」と笑顔で話した。 「まずは打者として勝負して、ホームラン王を取りたい」。投手についても「大谷翔平選手のような『二刀流』で活躍したい」と抱負を語り、「やってやろうという気持ちです」と堂々と宣言した。 ロッテの印象は「投打がかみ合っている」。吉田投手は、同じリーグの日本ハムに指名された。「プロの世界で勝負して、次は自分が勝ちたい」と話した。 明桜の輿石重弘監督は「日本を…

神奈川)茅ケ崎出身の鈴木さん、ボディーボード総合V

 ボディーボードの昨年の世界ツアーで、神奈川県茅ケ崎市出身のプロボディーボーダー鈴木彩加さん(23)が日本人初の総合優勝を果たした。今月中旬から一時帰国中の鈴木さんは「次の目標は、ボディーボードが2024年パリ五輪の新種目に選ばれること。競技の魅力を世界に発信していきたい」と決意を新たにしている。 立って波に乗るサーフィンと異なり、ボディーボードは1メートルほどの短いボードに腹ばいや片ひざ立ちで乗り、回転技などを競う。 鈴木さんは世界ツアーに参戦して8年目の昨季、チリでの初戦で勝ち、オーストラリアでの第2戦でも準優勝。10月にポルトガルであった第4戦(最終戦)にはランキングトップで臨んだが3位にとどまり、スペインの選手に年間ポイントで並ばれた。直接対決の優勝決定戦で競り勝ち、念願の年間王者になった。 17年は7戦中3勝しながら総…

大分)里山守れ 大分市の高齢者ら有志が「会社」設立

 過疎の里山を支える一助に――。こんな思いを込め、大分市太田の田ノ口地区で、住民有志らが「合同会社KURIHAI(くりはい)」を設立した。農業体験などを通し都市部の住民との交流を進めようと、2月からの営業を目指しゲストハウス建設も進む。「里山の魅力を広め、移住促進も」と力がこもる。 同地区では、地域に伝わる田植え歌を生かし、2017年に「田植え祭り」を復活させた。昨年の祭りにも県内外から田植え体験者が多く訪れ、都市部の人との交流も進み始めた。農業だけでは厳しい高齢者らの生活支援につなげたいと昨年11月、元市職員の小野信一さん(64)を代表に、70代後半までの有志6人で会社を立ち上げた。 高齢化で手が回らなくなった水田などを生かし、都市部の人に田植えや稲刈り体験を通じて家族で食べるお米を育ててもらう。地元側は、日々の田の管理に汗を流す。お米の購入費や体験行事の利益などを住民に還元し、里山を守り育てる取り組みにつなげる。 例えば、佐藤ユリ子さん(79…

岡山)岡大の新抗がん剤テロメライシン 研究で効果確認

 岡山大が開発したウイルスを使った新抗がん剤「テロメライシン」=KM=の臨床研究が終了した。放射線と併用して治療した食道がんの患者12人のうち8人でがんが消え、3人でがんが小さくなった。製薬会社と治験を進め、薬としての認可を目指すという。 岡山大病院の藤原俊義教授(消化器外科)らが開発したテロメライシンは、かぜの原因ウイルスの遺伝子を組み換え、がん細胞の中だけで増殖し、細胞を破壊するようにしたもの。 研究に参加したのは、高齢や合併症のため手術ができない食道がん患者13人(53~92歳、平均79・7歳)。6週間の放射線治療中に、テロメライシンを計3回、がんに直接注射した。 治療の途中、他の持病が原因で…

佐賀)維新博に幕 220万人超集客も欲しい多角的視点

 肥前さが幕末維新博覧会が14日、幕を閉じた。明治維新150年を記念して昨年3月17日に始まり、304日間にわたる長丁場の博覧会だった。県によると、佐賀市内の主要3館の来場者は63万人に達し、県内16の関連施設や関連イベントなどを含めた来場者は220万人を超えたという。主導した県は「成功」とするが、冷ややかな見方もある。 肥前さが幕末維新博覧会最終日の14日、メイン館の「幕末維新記念館」(佐賀市城内2丁目)は多くの家族連れなどでにぎわった。昼前、館の外には長蛇の列ができ、最後尾には「待ち時間160分」の表示も見られた。 佐賀市の円城寺長子さん(84…

福島)面会の80代女性 「おいしく頂いてます」

 東北管内で唯一の女性刑務所である福島刑務支所の昼食の様子を見た後、受刑者の生活の場に案内してもらった。 受刑者の部屋は、かつては「独居」「雑居」と呼ばれたが、今は「単独室」「共同室」と呼ぶ。 空き部屋の撮影が許可された。畳の部屋に洗面台やタンスが置かれ、テレビもある。夜2時間ほど、受刑者はどの番組を見てもいいという。 共同室では5~6人が暮らす。…

島根)丸い惑星の写真「今も泣きそうに」JAXA研究員

 うっすらとしま模様が入った丸い惑星。2015年に日本初の金星探査機「あかつき」が遠い宇宙から送ってきた写真には、金星の形や雲が鮮明に浮かび上がっている。 「この写真を見ると今でも泣きそうになるんですよね」。13~16年、宇宙航空研究開発機構(JAXA)であかつきのプロジェクトに携わった、松江工業高等専門学校の情報工学科准教授(惑星気象学)の杉山耕一朗さん(42)はそう話す。 東京都調布市生まれ。自然が好…