大阪)ベトナム・ダナンへ新路線 関空、台風被災後で初

 ベトナム中部のダナンと関西空港を結ぶベトナム航空の路線が28日に就航し、関空で式典があった。台風21号の被災後、関空の国際線で初の新規就航となる。エアバスA321型機(178席)で毎日運航する。 式典で、同航空のヴー・グェン・クォイ日本地区総支配人は「リゾートとして人気のダナンに多くの日本人に来てもらい、ベトナム人の関西への訪日観光も増やしたい」と語った。 関空発の第1便に妻と乗った大阪府河内長野市の垣井正昭さん(72)は「ベトナムは14年ぶり。どれほど変わっているか楽しみ」と話した。(加戸靖史)

岐阜)平成地区で平成最後のスタンプラリー

 平成への改元時に元号と同じ字だとして「平成フィーバー」に沸いた関市の平成(へなり)地区。平成地区がある旧武儀町で、「平成最後のスタンプラリー」が開催されている。 平成地区の人が育てた原木栽培の肉厚シイタケを使ったシイタケカツ丼が人気のお食事処「平成 福楼」や、平成そばが食べられる「味の水車小屋 そば処」など、地域の12施設にスタンプを設置。3カ所回って応募した人の中から抽選で50人に平成グッズを贈る。 スタンプが押せるのは、平成最後の日である4月30日まで。問い合わせは「ありがとう!平成時代実行委員会」(0575・49・2121)へ。(山野拓郎)

富山)県立高一般入試の合格者発表

 2019年度の県立高校一般入試の合格者が18日、各校で発表された。県教育委員会によると、県立高全日制には、推薦入試の内定者を含む6623人が合格した。 高校再編で最後の募集となった水橋高(富山市水橋中村)では、午後0時半に合格者の受験番号が書かれた掲示板が公開された。双子姉妹の富山市立北部中の中村実莉(みのり)さん(15)と未茉莉(いまり)さん(15)はそろって合格。実莉さんは「今までで一番うれしい」。オープンハイスクールで明るい雰囲気にひかれたという未茉莉さんは「最後の学年は少し寂しいけれど楽しみたい」と話した。 合格者が定員に満たず欠員が出た11校17学科の計158人については、2次募集がある。19、20日に願書を受け付け、26日午後0時半に合格発表がある。(吉田真梨)

岡山)浅口市、手話言語条例案を採択 里庄町も8日に

 手話を言語と認め、啓発と普及を目指す「手話言語条例」を14日、浅口市が可決した。8日には隣の里庄町も可決。町村では中国地方で初めて。これで県内で手話言語条例は8市町になった。浅口市と里庄町の当事者団体「浅口聴覚障害者協会」など関係者は「新しい時代の到来」と喜んだ。 浅口市議会3月定例会の最終日、最初の議題が「手話言語条例制定案」の討議・採決だった。傍聴席には地元の当事者ら関係者が入りきれないほど詰めかけ、議事進行を見守った。 「可決」。手話通訳者が伝えると、一斉に手のひらを振り、ろう者の拍手を送った。 議会閉会後、栗山康彦市長は「…

殉職消防団員 慰霊碑を除幕 山田

 東日本大震災の消防活動で亡くなった山田町消防団員の慰霊碑が完成し10日、除幕式が開かれた。 町中心部の御蔵山に完成した碑は団の予算と寄付で建てた。除幕式で内舘秋雄団長(71)は「町民の命を守ったみなさんに感謝の思いでいっぱいです」と述べた。当時団長だった菊地民雄さん(81)は「行方不明者の捜索…

長崎)江迎で春恒例の繭玉まつり

 長崎県佐世保市江迎町長坂の商店街を中心に、春恒例の「肥前えむかえ繭玉まつり」が開かれている。今月末まで、カラフルな繭玉が店先などを彩っている。 繭玉は元々、小正月の飾り物。まつりでは、発泡スチロールに布をはった繭玉をつるしたり、柳の枝につけたりして飾っている。 寿福寺の旧本堂には、ひな人形とたくさんの繭玉を飾っている。18日までの正午から午後4時までの間、無料で公開。同寺は「たくさんの人に見てもらい、春を感じてほしい」。(福岡泰雄)

島根)伝統色テーマのカードゲーム作製、益田高校生

 臙脂(えんじ)、なでしこ、江戸紫――。益田市の県立益田高校の2年生6人が、日本の伝統色をテーマにしたカードゲーム「iRodoRi(イロドリ)」をつくった。45色に県内の動植物や建物などの写真を組み合わせ、日本人の豊かな色彩感覚も再確認できる。海外の人たちにも知ってもらうため、英語の説明文も付けた。 6人は自主的に集まった放課後クラブ「自主ゼミ」のメンバー。一昨年の秋から市内の山に入り、季節ごとに変わる景色から日本の豊かな色彩に魅せられ、伝統色の研究を始めた。 カードは全116枚。赤や黄、青など、似た色合いの10系統に分かれ、それぞれの系統ごとに4色ずつ配置されている。ほかに天皇の着衣に用いられた金茶系の「黄櫨(こうろ)染(ぜん)」や、「なでしこ」など特別な色もある。 ゲームは3~8人で遊べ、山札…

茨城)オウム報道、記者100人証言 茨大ゼミ発表へ

 オウム真理教による無差別テロ事件をメディアはなぜ防げなかったのか――。茨城大・村上信夫ゼミが、当時の取材記者ら約100人から話を聴き検証。地下鉄サリン事件から24年の20日、研究報告会とシンポジウムを東京で開き、宗教報道のあり方を考える。 同ゼミは、放送作家でもある人文社会科学部の村上教授を中心に、メディア論を学ぶ学生たち。3年生6人が昨年5月以降、新聞・雑誌、テレビ局でオウム報道に携わった関係者にインタビューを試みた。 どの学生も、1995年に地下鉄の列車内で猛毒サリンがまかれた事件の後に生まれ、過去を振り返るニュース映像を見て、13人が死亡、6千人以上が負傷した事実を知った世代。 ともすると、親より年上の相手…

茨城)朝5時スタート100Kマラソン 北浦湖岸を快走

 北浦湖岸をめぐる第1回「茨城100kウルトラマラソンin鹿行」(実行委員会、行方市主催)が24日に開催された。市が「日本一起伏の少ない100キロコース」としてPRし、全国から集まったランナー676人が健脚を競った。 県内で初めて開催されたウルトラマラソンで、内訳は男性584人、女性92人。最高齢は東京都の80歳の女性だった。午前5時に行方市の北浦公民館をスタート。北浦西岸を南下して神栖市の息栖神社で折り返して北浦東岸を北上、同公民館に戻るコースだ。 1位の7時間4分7秒でゴールしたつくば市出身で茨城陸協所属の小田俊平さん(23)=東京都=は「湖岸を吹く風と腹痛で後半ペースが落ちたけど、1位になれてうれしい」。女性1位は7時間49分24秒だった埼玉県の小学校教師安曇樹香(あずみこのか)さん(29)。「朝焼けがきれいで、走りやすいコースでした」と話していた。

熊本)震災で転身、独自の「べっこう象眼」に成功

 熊本地震をきっかけに、歯科技工士から肥後象眼師に転身した熊本県天草市の松下良太郎さん(50)が、肥後象眼で培った技術を生かし、べっこうに金銀の繊細な装飾を施す手法を独自に確立した。「べっこう象眼」と名付けたその作品を、7月に熊本市の県伝統工芸館で開く個展などで披露する。 べっこう象眼への挑戦は約2年前、べっこう細工工の池田和美(雅号・柏藻(かしも))さん(70)=奈良県桜井市=との出会いから始まった。池田さんは透かし彫りなど高度な技術を持ち、「現代の名工」にも選ばれている。池田さんが「挑戦を」と勧めたのは、17世紀のフランスで誕生したアクセサリー「ピクウェ」の再現だった。 松下さんによると、ピクウェはべっこうや象牙などに金や銀をはめ込んだもの。19世紀に装身具として用いられるようになったが、19世紀末ごろに歴史の舞台から姿を消し、「幻の技法」ともいわれていた。1980年代半ばに、山梨県富士川町にアトリエを構える宝飾作家の塩島敏彦さんがこの技法を復活させたのが世界で唯一の例とされているという。 松下さんは、鉄生地に細かく刻…