山形)GW前開通に向け、西吾妻スカイバレーで除雪作業

 米沢市の白布温泉と福島県の裏磐梯を結ぶ「西吾妻スカイバレー」(総延長17・8キロ)で1日、本格的な除雪作業が始まった。 除雪業者によると、白布温泉のゲート付近の積雪は約1メートルで、例年の1・5~2メートルと比べると「だいぶ少ない」という。冬季閉鎖区間のうち山形県側の8・1キロを除雪し、ゴールデンウィーク前の開通を予定している。(石井力)

山口)山口大付属山口中が銀 全日本合唱コン混声の部

 長野市のホクト文化ホールで28日、第71回全日本合唱コンクール全国大会(全日本合唱連盟、朝日新聞社主催)の中学部門があり、中国支部代表として混声合唱の部に出場した山口大付属山口中は銀賞を受けた。 初出場だったが、軽快で力強い「俵積み唄」と、優しい音色の「決意―二十一世紀に生きる君たちへ―」の2曲を歌いきった。 「決意」は、司馬遼太郎の随筆「二十一世紀に生きる君たちへ」を元にした曲。先人たちが私たちに残してくれた平和や幸せを守り抜こう、というメッセージが込められている。 演奏を終えた冨金原凜子団長(15)は「県大会までは、楽譜をなぞるのが精いっぱいだった。全国の舞台では、曲に込められたメッセージを届けることができた」。西村優君(まさきみ)副団長(15)は「本番では意識をひとつにすることができた。悔しさはある。けれど、やれることはやった」と振り返った。(滝沢貴大)

香川)政活費、車のリース代 是非は

 香川県議会(定数41)では、過半数の議員が車のリース代を政務活動費で払っている。毎月、定額で車を借りるサービスで、高級車に乗る県議もいる。だが、全国に目を移すと、リースそのものを認めない議会は多く、車の価格や種類を制限しているところもある。(森下裕介) 政活費を車の購入に使うことは、議員個人の資産形成にあたるため、全国的に禁じられている。だが、リース代に使うことを認めている議会はあり、県議会はその一つだ。 県議会は議員1人あたり月30万円、年360万円の政活費を支給している。車のリースについては、1台限りで年60万円を上限に、実費の半額までを政活費で払える。契約満了時、残額を払って車を自分の所有にすることはできない。 2017年度の政活費の収支報…

大分)「おおいた和牛」のすし開発 ラグビーW杯に向け

 ラグビーワールドカップで訪れる外国人観光客らに大分の食をPRしようと、大分県内のすしと食肉の団体がスクラムを組んで「おおいた和牛寿司(ずし)」を考案した。英語名は「Sushi Try Oita Wagyu」。すしが苦手な外国人にも、トライしてもらいたいという。 大分県鮨(すし)商生活衛生同業組合(河野智幸理事長)が県食肉生活衛生同業組合(清田浩徳理事長)に、おおいた和牛をすしネタに使いたいと相談した。食中毒などが起きると大打撃となるため慎重に検討。衛生管理体制が整っているミートクレスト(大分市)の工場で、すし用のローストビーフと生ハムを作ることにした。 同社は製法を工夫し、安全性を保ちながら、薄味でより生に近い風合いの製品を開発。すし店側が創作ずしなどをつくり、14日に県庁でお披露目した。 大トロ(バラ肉)には大根おろ…

道議選の構図(上)統一地方選

 道議選が3月29日に告示され、知事選と同じ4月7日に投開票される。朝日新聞の12日現在の集計では、定数100に対し135人が立候補を予定している。全46選挙区のうち、過去最多となる20選挙区の33人が無投票当選する可能性がある。全選挙区の立候補予定者の顔ぶれと戦いの構図を紹介する。 前回の2015年の道議選は候補者数140人のうち、28人が無投票で当選を決めた。今回はこれをさらに上回る可能性がある。 焦点は、自民党が目標とする単独過半数(51人以上)を獲得するかどうかだ。最大会派の自民党(50議席)は54人を公認し、新顔3人にも推薦を出した。公明党(8議席)は現職と同じ人数の候補を擁立し、現状維持をめざす。 一方、野党側は、十分に候補者を擁立できそうもない。17年秋の総選挙前に、旧民主党の流れをくむ民進党が分裂。その後、誕生した立憲民主党と国民民主党にしこりが残り、旧民主系の両党(24議席)の公認候補者数は32人にとどまる。 共産党(4議席)は現有の3倍の12人を擁立する。日本維新の会は1人を擁立する。 ほぼ同じ期間に行われる道知事選は新顔同士の争いとなり、全国で唯一の与野党一騎打ちの知事選となる見通し。自民、公明の両党は鈴木直道前夕張市長(37)を、立憲や共産など野党は石川知裕元衆院議員(45)を「野党統一候補」として擁立する方針。千葉英守 69 自現(4)檜垣尚子 49 自新藤川雅司 62 立現(1)柳田真希 41 立新森英士  41 共新沢田英一 66 諸新伊藤三恵 54 無新中野哲  44 無新横関喜美 76 無新     * 道内で最も多い9人が立候補に向けて準備を進めており、乱戦模様となりそうだ。札幌市の中でも転入転出が多い区だけに、無党派層への浸透がカギとなる。 自民は現職・千葉に新顔・檜垣、立憲も現職・藤川に新顔・柳田を擁立し、ともに2議席獲得をねらう。共産は、前回白石区に出馬した森が挑む。諸派の新顔1人、無所属の新顔3人も出馬予定だ。吉川隆雅  42 自現(2)道見泰憲  52 自現(1)山根理広  43 立新中野渡志穂 53 公現(1)佐野弘美  43 共現(1)     * 前回は道内最多の8人が立候補し、激戦となったが、今回は5人にとどまりそうだ。道見、中野渡、吉川貴盛農水相の長男である吉川の自公3人と、前回16年ぶりに議席を得た共産・佐野の現職に、立憲は前回に続き山根を立てて挑む。前回、旧民主は候補者2人を擁立して自民に対抗したが、今回は確実な1議席の獲得を狙う。渡辺靖司   63 自新渕上綾子   44 立新阿知良寛美  63 公現(1)宮川潤    58 共現(1)星野高志   67 国現(6)小田桐久美子 47 諸新     * 四つの議席をめぐり、自民、立憲、公明、共産、国民の道内主要政党が激しく争う展開が予想される。自民は当初、吉川貴盛農水相の次男を公認候補と決めた。しかし、反発する地元支部は新顔・渡辺を擁立。道連は渡辺を公認候補にした。吉川の次男は出馬を辞退したが、この時のしこりは選挙戦の展開に影を落としそうだ。一方、旧民主も一枚岩ではない。7選をめざす国民現職の星野に対し、立憲は新顔の渕上を立てる。今回の道議選で両者が争う唯一の選挙区となる見通し。伊藤条一  63 自現(7)広田まゆみ 55 立現(3)森成之   65 公現(5)伊藤理智子 57 共新     * 自民・伊藤、立憲・広田、公明・森の現職3人は、2007年から同じ顔ぶれで当選を重ねている。今回は共産が新顔の伊藤を立てて、議席の獲得をねらう。盤石な地盤を背景に、12年の長きにわたり議席を守ってきた現職の3人。マンネリ化への批判をかわす政策の訴えも求められそうだ。吉田祐樹 46 自現(2)大越農子 49 自現(1)松山丈史 45 立現(2)     * 前回5人が争った選挙戦を制した自民の吉田、大越と立憲の松山が、今回も立候補を表明している。この3人以外に立候補の動きはなく、札幌市で道議選が区ごとに行われるようになって以来初めての無投票になる可能性がある。丸岩浩二  49 自現(1)畠山みのり 53 立現(1)     * 新顔3人での争いとなった前回選挙戦を制した自民・丸岩と立憲・畠山以外に立候補の動きがなく、2003年以来の無投票となる公算が大きい。和田敬友 68 自現(8)加藤貴弘 36 自現(1)武田浩光 58 立新黒田伸  61 無新     * 自民・和田は9選をめざす。前回初当選した加藤と合わせ、2議席を確実に確保したい狙いだ。前回トップ当選した道下大樹が任期途中に衆院議員にスライドした立憲は、元病院職員の武田を立てる。このほか、元北海道新聞記者でジャーナリストの黒田も無所属での立候補を表明しており、選挙戦となりそうだ。花崎勝   65 自現(2)菅原和忠  60 立現(1)橋本美香  48 共新渡辺奈津美 38 無新     * 自民・花崎と立憲・菅原の現職2人に、前回も立候補した共産・橋本が挑む、4年前と同じ構図となりそうだ。やはり前回立候補した労組出身の渡辺も出馬に向けて準備を進めている。角谷隆司 72 自現(4)須田靖子 67 立現(4)丸岡伸幸 48 維新     * ともに5選をめざす自民・角谷と立憲・須田という、前回と同じ顔ぶれが早い段階で立候補を表明。2期連続の無投票と見る向きもあったが、維新の新顔・丸岡が2月下旬に出馬を表明し、選挙戦となりそうだ。宮下准一 61 自新梶谷大志 47 立現(3)     * 次期参院選に転出する岩本剛人の後継である自民・宮下と、4選をめざす立憲・梶谷のほかに立候補の動きはなく、3回連続の無投票となる公算が大きい。清田区内は昨年9月の胆振東部地震で液状化による地盤流出の被害を受けており、早期復旧が課題だ。川尻秀之  73 自現(7)佐々木俊雄 68 自現(3)平出陽子  70 立現(7)高橋亨   65 立現(4)志賀谷隆  65 公現(2)本間勝美  50 共新     * 自民は前回トップ当選の川尻と、薄氷の勝利だった佐々木の両現職が議席堅守を狙う。建設・水産など業界を軸に支持固めを図っている。前回3人を擁立した立憲は現職2人に絞る。平出と高橋は知事選とも連動しつつ労組票を固め、選挙権年齢の引き下げを意識して若年層への浸透にも力を入れる。公明・志賀谷は組織票を着実にまとめ、道南唯一の議席を守る。共産・本間は12年ぶりの議席奪還を期し、函館での与野党逆転を訴えている。滝口直人 63 自新     * 前北斗市副市長の自民新顔・滝口が唯一立候補を表明。堅実な行政手腕をアピールし支持固めを進めている。立憲も擁立を模索するが、見通しは不透明だ。冨原亮 46 自現(3)笹田浩 58 立現(2)     * 自民・冨原と立憲・笹田の現職2人以外に動きはなく、前回に続き無投票となる公算が大きい。内田尊之 58 自現(1)福原賢孝 71 立元(3)     * 前回と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなる見込みだ。前回12年ぶりに得た保守議席を死守したい自民・内田は、管内7町長の支援も背に支持拡大を図る。議席奪還をめざす立憲・福原は党国会議員とも連携。知名度の弱い北部地域へのてこ入れを進めている。遠藤連  65 自現(5)沖田清志 55 立現(2)安藤邦夫 66 公現(2)松橋千春 36 共新     * 自民・遠藤、立憲・沖田、公明・安藤の現職3人に共産新顔の松橋が挑む、前回と同じ顔ぶれによる戦いになる可能性が高い。遠藤と安藤は、ともに党や支持基盤固めを進める。沖田は党と連合を軸にカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致「反対」を鮮明に、浸透をはかる。共産の松橋もIR誘致反対を前面に打ち出す。遠藤は賛成の立場。IRが大きな争点になりそうだ。千葉英也 50 自現(1)滝口信喜 72 無現(6)川畑悟  47 無元(1)     * 前回と同じ顔ぶれでの三つどもえ戦になりそうだ。 自民現職の千葉が再選を目指す。保守分裂の選挙が続いており、堀井学衆院議員と連携して国政選挙を通じての浸透やこまめな道政報告会などで支持固めをしてきた。 滝口は旧民主で当選したが新会派「北海道結志会」を立ち上げて離党。今回は無所属だが、連合室蘭の推薦や幅広い支持層を背景に7選に挑む。 4年前、川畑は僅差(きんさ)で涙をのんだ。前回と同様に同世代のネットワークと保守系の後援会で集票、返り咲きを狙う。赤根広介 38 無現(2)     * 赤根が3選を目指す。今回も無所属で、連合や地元建設業の推薦を受けている。現時点で、ほかに立候補の動きはない。中山智康 44 無現(3)     * 4選を目指す中山以外に動きは見えない。連合伊達と地元の商議所の政治団体、農漁協、建設協会から推薦を受けた。神戸典臣 79 自現(8)     * 前回、定数1減になり、自民・神戸が無投票当選した。立憲は候補擁立を模索したが擁立を断念。今回も無投票の可能性が高い。藤沢澄雄 62 自現(4)金岩武吉 74 無現(4)     * いずれも5期目を目指す自民・藤沢と無所属・金岩以外に立候補の動きは見えず、前回に続き、無投票の公算大。 ◇朝日新聞の取材に基づく立候補予定者で、文中は敬称略。名前の後の数字は投開票日(4月7日)時点の年齢、カッコ内数字は当選回数。並び順は道議会の勢力順で、自=自民党、立=立憲民主党、公=公明党、共=共産党、国=国民民主党、維=日本維新の会、諸=諸派、無=無所属

広島)別れの日迫る「タカノ橋こうせつ」 長い歴史に幕

 100年のルーツを持つショッピングセンター「タカノ橋こうせつ」(広島市中区)が、3月いっぱいで閉鎖され、その役目を終える。戦前の公営市場の頃から長く親しまれてきた。活気にあふれた庶民の台所。商店主や常連客らからは、惜しむ声が相次いでいる。 温かみのある電球に照らされた通路の両脇に、精肉店と青果店、鮮魚店の計4店舗が並ぶ。店先の陳列ケースには脂ののった牛肉の塊が並び、隣には、山盛りになった色鮮やかなかんきつ類も。最盛期、約20店舗がひしめき合っていたが、今はシャッターが目立つ。 1919(大正8)年、一帯に公営市場が作られた。繁華街に近く、そばには水運が盛んだった元安川も流れていたため、地の利があった。 しかし45年8月6日、爆心地…

大谷選手応援団 企業・団体サポーター募集

 大谷翔平選手ふるさと応援団(事務局・奥州市)は、地元奥州市内の企業や団体を対象にサポーターを募集する。応援ポスターやステッカーを配布して、大リーグで活躍する大谷選手を応援していることをアピールする。 市によると、市内に事務所や事業所がある企業・団体が対象で、応援団ホームページでの企業・団体名の…

山形)女子連勝、男子も勝って1勝1敗 全国ミニバスケ

 群馬県高崎市で開かれている小学生のバスケットボールの祭典、第50回全国ミニバスケットボール大会(日本バスケットボール協会、朝日新聞社主催)2日目の29日、山形県内から出場している女子の大山女子ミニバスケットボールスポーツ少年団(鶴岡市)は高知県のチームに46―29で勝ち、今大会2連勝とした。 男子の月岡ミニバスケットボールスポーツ少年団(上山市)も山梨県のチームを49―47で下し、今大会1勝1敗とした。 最終日の30日、月岡は奈良県、大山女子は長崎県のチームとそれぞれ対戦する。

神奈川)高齢化率5割超の「丁目」、横浜にも次々出現

 神奈川県内の人口は、2020年ごろをピークに減少に転じるとみられている。人口減がゆるやかに進む一方、急速に高齢者が増えていく。県内では都市部でもすでに、65歳以上の割合(高齢化率)が50%を超える「先進地域」が現れている。 鎌倉市との境に近い横浜市栄区の桂台南1、2丁目。高齢化率はそれぞれ52・3%、55・1%に達する。地方の過疎地なら、コミュニティーの維持があやういとされる「限界集落」と呼ばれる水準だ。 しかし、ゆったりとした庭付きの戸建てが並ぶ街に荒廃した様子はない。緑の多い閑静な住宅地で、空き家が目立つわけでもない。 JR大船駅や港南台駅から路線バスで20分ほどかかるが、イトーヨーカドーが入る商業施設、銀行、小中学校、保育園、地域ケアプラザなどがバス通り沿いに集まる。ちょっとした駅前のような雰囲気だ。 街のあちこちに花壇やプランターがあり、黄やオレンジなど色とりどりの花が咲き誇る。住民団体「湘南桂台みどりの会」が2014年から取り組む「地域緑のまちづくり事業」だ。 公共施設だけでなく、障害者の通所施設やイトーヨーカドー、神奈川中央交通などにも協力を求め、花や緑を増やしていった。希望する個人宅の緑化にも9割助成する。財源は市の独自制度「横浜みどり税」だ。 みどりの会の運営委員長を務める南里要さん(73)は「若い世代が入りたくなる魅力的な街に仕立て直すのが狙い。新たなコミュニケーションを生み出そうと、あえて植え替えが必要にした」と話す。 湘南桂台地区は、1970年代から民間が開発した分譲住宅地。約1600世帯の自治会の加入率は100%近くに達し、活動も盛んだ。しかし、初期に入居した人たちが一斉に高齢化し、「ここ数年で一気にエネルギーが失われた」との声も聞かれる。 自治会は「班長・理事制度」が支える。1区画20世帯ほどで班を組み、81班からそれぞれ班長を出し、3~4班のブロックから24人の理事を選ぶ。理事らは総務、会計、広報、防災、安全環境、体育文化、福祉の7専門部に分かれ、広報紙発行や自主防災訓練、「桂台まつり」の開催など、さまざまな職務にあたる。 だが、年齢を重ねた住民からは「班長はもう無理」「介護が必要になった」などと悲鳴があがる。「強要すれば、脱会につながりかねない」と会長代行の今野征明さん(80)。「敬老のつどい」など一部の行事は数年前に取りやめた。 住民からは「通勤時の路線バスの本数が減った」と嘆く声も。神奈川中央交通によると、昨年3月のダイヤ改定で、バスの運行間隔を変更したという。地域の核である商業施設から「イトーヨーカドーが撤退するのでは」との心配の声も絶えない。     ◆ 15年国勢調査によると、高齢化率がすでに50%以上となっている県内の「小地域」(丁目や字など)は、人口500人以上に限っても26カ所ある。その分布を市区町村別にみると、最も多いのは横浜市栄区。桂台南1、2丁目の2カ所を含む6カ所を抱える。高齢化社会のいわば先進地域だ。 国立社会保障・人口問題研究所の推計では、45年の県内の高齢化率は15年を11・3ポイント上回る35・2%。横浜市金沢区や鎌倉市、横須賀市など24市区町村は40%を超え、このうち三浦市と湯河原、真鶴、山北、中井の4町は50%以上になる。県内の総人口は15年から81万人減って831万人になる一方、65歳以上は75万人増えて292万人になる。 湘南桂台の地域緑のまちづくり事業に市が5年間で投じるのは計1億600万円の見込み。自治会長だった南里さんが「我々が住宅地再生の先頭を走る。全面的に支援してほしい」と市幹部に迫ったという。 その補助は3月末で切れる。今後は新たにボランティア組織を立ち上げ、花や緑の維持管理を進めるという。取り組みの正念場はこれからだ。 一見、良好な住環境。しかし、住民への影響はじわじわ進む。そんな「大都市の限界集落」はこれから爆発的に増えていく。空き家や「買い物難民」、孤独死……。様々な問題が「地域力」が衰えたところで噴き出す可能性がある。 南里さんはいう。「行政がもっと本気になり、相当なエネルギーを注ぎ込まないと」。今回の統一地方選で、街の行く末をめぐる議論が深まり、候補者が言葉だけでなく行動で示すことを期待している。(武井宏之)     ◆ 統一地方選が始まったのを機に、人口減少・高齢化問題を改めて考えます。

愛知)避難所に新聞を 名古屋市と販売所が協定締結

 名古屋市と朝日新聞などの販売所は25日、災害時における新聞供給の協力に関する協定を結んだ。地震や風水害などの発生時に市の要請を受けて、市内の避難所に新聞を届ける。 協定を結んだのは、朝日新聞社など6社と各紙を扱う新聞販売所でつくる「市新聞販売店地域安全協議会」。正確な情報を避難者に伝える取り組みを強化しようと、市が協議会側に依頼したという。協議会は2013年に新聞配達中に高齢者世帯の異常に気づいた従業員が市側に通報する協定も結んでいる。 協定書を交わした協議会の村瀬友総(ともふさ)会長は「速やかに避難所にお届けできるようにしたい」。河村たかし市長はかつて避難所の実態を知ろうと一晩過ごした経験に触れ「新聞の情報がゲットできるのは喜ばれる。サンキューベリーマッチ」と語った。(堀川勝元)