富山)県内4団体が出場 21日全日本アンサンブルコン

 第42回全日本アンサンブルコンテスト(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が21日、札幌市の札幌コンサートホールKitaraで開かれる。県内から北陸代表として入善西中(木管三重奏)▽福野中(打楽器五重奏)▽富山大(同)▽ムジカグラート氷見(クラリネット三重奏)が出場する。 入善西中は初めての全日本出場。フルート、アルトサックス、クラリネットの木管三重奏で井澗(いたに)昌樹作曲の「詩曲Ⅱ」を演奏する。 吹奏楽部顧問の幾島留美子教諭…

愛媛)性暴力被害者支援に取り組む弁護士 射場和子さん

 性犯罪や性暴力の被害者からの相談を受け付ける「えひめ性暴力被害者支援センター」が、昨年9月の開設から半年を迎えた。半年で受け付けた相談件数は電話、面接あわせて107件。センターでの法的支援を総括する射場和子弁護士(54)は、開設前から性暴力被害者の支援に尽力してきた。「センターができたことで107件の声を拾うことができた」と評価する。 射場さんは松山市出身。IT関係の会社を経営していたが、過労で神経の病気を患い、経営から退いた。療養中、地元の女性弁護士に出会い、「法律を学ぶことで、社会に対する新しい見方が養えると聞き、すごく魅力的だった」。43歳で京都産業大の法科大学院に入学し、「朝6時に学校に行って、夜中の1時まで学校にいる」ほど勉強した。2012年、2回目の挑戦で司法試験に合格した。 広島で勤務していたとき、女子中学生が被害を受けた強姦(ごうかん)致傷(現・強制性交致傷)事件に関わった。 事件の数カ月後、母親が加害者…

大分)国東オリーブをブランドに 「香りも味も上品」

 大分県国東市でオリーブの収穫がピークを迎えている。地中海性気候に似ているとして九州ではいち早く、10年前からJAおおいた東部事業部が市や県とともに生産拠点づくりを始めた。今夏は干ばつによる水不足で収穫量は減る見通しだが、「くにさきオリーブ」のブランド化や安定供給への取り組みが続く。 伊予灘に臨む国東市安岐町のなだらかな丘陵に、約720本のオリーブの木が立ち並ぶ。JAおおいた国東オリーブ部会長、河野博己さん(63)の農園だ。小豆島(香川県)で栽培実績があるものや、地中海周辺の原産地のものを含め28品種を植え、国東での適性を調べている。 20日にはJA主催の年1回の収穫ツアーがあり、大分、別府、国東各市や日出町から25人が参加した。農園で枝に連なった若い薄緑や完熟した褐色の実を収穫。搾りたての地元産エキストラ・バージン・オリーブオイルをたっぷりかけたピザやラザーニャをほおばった。JAで搾油を見て、テイスティングの体験も。栽培は11月上旬まで続く。 重さ100キロの実から6キロ…

三重)県内最大級のメガソーラ、度会町で起工式

 三重県内で最大級となる太陽光発電施設(メガソーラ)の起工式が28日、度会町の建設予定地であった。中村順一町長ら関係者が出席し、工事の安全を祈願した。 発電施設は、総合設備大手「九電工」やリース大手「東京センチュリー」などで作る「合同会社宮リバー度会ソーラーパーク」が手がける。宮川右岸の山林など約140ヘクタールを造成し、約71・9メガワットを発電する施設を2023年3月までに完成させる計画で、同年4月から中部電力への売電を開始する見込みだ。 九電工によると、同社は福島県から鹿児島県までの全国各地で太陽光発電施設を稼働させており、同町の施設は同社で2番目の規模。三重県内では最大のパネル容量を誇るといい、総事業費は約340億円。稼働後は町に年間約3億円の固定資産税や法人住民税を収める見込みという。 同町は、太陽光や風力など再生…

大手町 音楽で彩り100回

 ◆会社員有志が無料企画 大手町のオフィス街に音楽で彩りを――。東京都千代田区丸の内1丁目の三井住友銀行東館で催される無料クラシックコンサート「トワイライト・コンサート」が今月で100回を数えた。リーマン・ショック直後の2008年9月に「街に活気を取り戻したい」と始まった公演で、毎月1回程度のペースで続けられてきた。 同銀行とIT大手のインターネットイニシアティブの社員が協力して企画から会場の設営まで担う。現場責任者で同銀行の石山真樹さん(49)は「お客さんから頂く感謝の言葉にやりがいを感じる。今後も皆さんの心を潤す場として続けていきたい」と話した。 節目の8日は、NHK交響楽団などのメンバー計15人が舞台に立ち、ビバルディの「四季」より「春」など4曲を披露した。迫力ある演奏に客席から大きな拍手が送られた。 (横川結香) 

絶滅危惧種 舞う姿とらえた

 絶滅危惧種であるイヌワシとオジロワシが県内の空を舞う様子を、盛岡市の写真愛好家野川康夫さん(70)が撮影した。 野川さんによると、野鳥は人目を避ける傾向があるため、撮影地へ5回ほど通いつめた。「絶滅危惧種が見られるのは、県内に豊かな自然があるからこそ」と実感する。 県立博物館の専門学芸員・…

栃木)八乙女見習いの研修に3人が挑戦 日光二荒山神社

 世界文化遺産の一つ栃木県日光市山内の日光二荒山神社で、4月に奉職する八乙女(やおとめ)と呼ばれる巫女(みこ)3人の見習い研修が始まっている。来月1日には入社式に当たる「間政(あいまさ)授与式」が行われ、神楽舞を披露する。 真新しい白衣と朱色の緋袴(ひばかま)を身につけ、両手に鈴と扇を持ちながら真剣に舞の稽古に励むのは、この春、日光明峰高校を卒業したばかりの印東舞奈(いんどうまな)さん(18)ら3人。先輩の八乙女から美しく見える足さばきや腕の伸ばし方などの指導を受け、日に日に上達しつつある。 舞の稽古だけでなく、御朱印帳の受け付けなど、巫女としての仕事も学ぶ。印東さんは「実際には想像したより厳しい。でもやりがいがある」と爽やかに笑った。(梶山天)

熊本)選挙コンシェルジュ鹿児島 啓発チラシの案を議論

 4月7日に投開票される県議会議員選挙に向けて、選挙の啓発活動を支援する学生ボランティア団体「選挙コンシェルジュ鹿児島」の学生らが16日、鹿児島市役所に集まり、投票を呼びかけるチラシのデザインを考えた。今月29日の告示日以降の啓発活動で配られる予定という。 同市内の高校生や大学生ら計18人が参加。「効果的な啓発チラシの内容を考える」というテーマで議論した。「ティッシュに入れて配った方が受け取ってもらえる」、「A4サイズの紙なら見やすい」などと意見を出し合っていた。 学生らが出した案を基に、今後、市選挙管理委員会が約3千枚のチラシを作り、市内の大学や街頭で配るという。団体のリーダーを務める鹿児島国際大学の七村祥平さん(21)は「県議選は地元のことを決める身近な選挙で、特に大事だと思っている」と選挙の重要性を訴えた。(野崎智也)

徳島)犬猫保護団体「フィリアネット」、4周年

 犬や猫の保護活動をする一般社団法人「動物愛護協会フィリアネット」(徳島県板野町)が15日で4周年を迎えた。県動物愛護管理センター(神山町)に収容されている犬や猫を引き取り、しつけをした上で新たな飼い主に渡しており、昨年末までで計271匹が新しい家族に迎えられた。団体の石川かずこ代表理事(57)は「殺処分を少しでも減らしたい」と話す。 テーブルに置かれたケージのクッションの上から、まんまるの目で猫がこっちを見つめてくる。そばには「小さい体でパワー全開」などの紹介文。来場者はケージに顔を近づけて笑顔を見せた。フィリアネットが、徳島市内の貸しスタジオなどで月2回開いている譲渡会の様子だ。訪れた女性(48)は「ワクチン接種やしつけをしてくれているのはありがたい」と話した。 譲渡会に出されるのは、県動物愛護管理センター(神山町)や住民から連絡を受けた犬や猫。いずれも不妊・去勢手術などを済ませているほか、日本動物病院協会の「家庭犬しつけインストラクター」の資格を持った石川さんらがトイレトレーニングをしたり、高齢者施設を訪れて人に慣れさせたりしている。 譲渡を希望する人には、事前に…

熊本)児童生徒との私的やりとり、禁止を徹底 県教委

 熊本県内の教員による不祥事が相次いだことを受け、県教委は14日、SNSやメールによる児童生徒とのやりとりについて通知を出した。教職員が児童生徒と私的な連絡をすることを禁じ、連絡が必要な場合は校長と保護者の事前承認を得る運用の徹底を求めた。 この運用は2015年に通知している。県教委によると、18年度は児童生徒へのわいせつ行為などによる教職員の処分が4件続き、SNSなどでの私的なやりとりに起因した例が多いため、改めて通知することにした。併せてすべての教職員に対し、今月の修了式までに書面に署名・押印して徹底を申し合わせるよう求めた。県立学校と熊本市を除く市町村立の学校に向けて通知した。 県教委は13日、女子生徒へのわいせつ行為などで公立中学の男性教諭と男性講師計3人への懲戒免職などを発表し、いずれも不祥事防止の研修を受けていたことも明らかにした。14日は臨時教育事務所長会議を開き、宮尾千加子教育長が「学校教育への信頼回復はさらに険しい。全教職員が本当に一丸となって子どもたちに真摯(しんし)に向き合い、成長を応援、支援していくことでしか道はない」と訓示した。(田中久稔)