大阪)大阪市も2新顔対決 市長選告示

 大阪市長選が24日、告示された。立候補したのは自民党と公明党府本部が推薦する無所属で元自民市議の新顔、柳本顕氏(45)と、大阪維新の会代表で前知事の新顔、松井一郎氏(55)。21日に告示された知事選とのダブル選となり、いずれも府議選、大阪、堺両市議選と同日の4月7日に投開票される。 大阪市選管によると、23日現在の市内の選挙人名簿登録者数は222万5068人で、2015年11月の市長選の告示日前日と比べて6万8729人増えた。 市長選の期日前投票は各区役所など市内28カ所で。一部を除き、投票ができるのは25日~4月6日の午前8時半~午後8時(4月1日以降は午後9時)。30日以降は知事選、市長選、府議選、市議選の4選挙の期日前投票を同時にできる。

佐賀)目指せ!ノリ漁師 ノリ網に種はどれだけついたか

 種付け翌日の26日。佐賀県有明海漁協南川副支所(佐賀市)の別室はノリ漁師たちでごった返していた。以前、カキ殻についたノリの種を顕微鏡で見てもらった森家嗣さん(32)、支所長の川瀬昌広さん(54)ら計5人が顕微鏡に向かっている。 ノリ漁師、川崎賢朗さん(58)らのノリ網に種がどれだけついたか。午前9時過ぎ、直前に10センチほど切ってきたノリ網を持ち込んだ。 順番待ちの間「ついてる?」「二分裂に結構なっている」「少ない」。そんな会話が聞こえてきた。 5日付朝刊で掲載した「超絶技…

長野)県議選長野市・上水内郡区 参院選にらみ拡大狙う

 長野市区(定数10)と上水内(かみみのち)郡区(定数1)が合わさってできた長野市・上水内郡区は、県内で最大の11議席を巡って争われる。現職9人と新顔4人が挑む激戦となりそうだ。県議会に議席を持つ6政党の公認や推薦を受けた立候補予定者が顔をそろえ、7月に参院選を控える中、旧民進党系や自民党など各党が、勢力拡大を図る舞台ともなっている。 「長野県で再び塊をつくる。これを全国に広げていきたい」。今月下旬、長野県飯綱町の集会所で、現職の埋橋(うずはし)茂人氏(66)=立憲民主党公認、国民民主党県連推薦=はこう話した。 旧民進党は2017年の衆院選で分裂。いまは国民民主党と立憲民主党に分かれる。新しい党の名前が浸透しておらず、力を結集させなければ自民党に対抗できないと、県内では昨年10月、政治団体「新政信州」をつくった。国民民主と立憲民主の国会議員や地方議員が所属し、一体となって統一地方選や参院選をたたかうとする。 埋橋氏は前回県議選の長野市区で、旧民主党が公認した唯一の候補として初当選した。今回は、この「新政信州」が推薦する計3人がこの選挙区で立候補する。集会には立憲民主の杉尾秀哉参院議員も激励に訪れ、「まずは県議会で、野党として議席を伸ばすことが重要だ」と語った。 参院選を見据え、勢力拡大をめざすのは政権与党の自民党も同じだ。参院選に立候補予定の小松裕・元衆院議員にとっては知名度の向上を図る絶好の機会。そのため、南信の立候補予定者の集会や、元々地盤とする長野市での集会などにもこまめに顔を出している。 長野市・上水内郡区では、いずれも議長経験者の現職4人が立候補。こまめな支持者まわりや企業まわりを続けている。さらに新顔1人も推薦する。県議会の最大会派・自民党県議団の本郷一彦団長は「長野県は、県議会で自民党が過半数を下回っている全国でも数少ない議会。過半数をとるのが悲願だ」と話す。 公明党は17年まで務めた県議の国政転出で不在になっていたが、今回は新顔を擁立する。共産党は現職2人が組織戦を展開している。     ◇ 県議選は、地域の代表を競い合う面も色濃い。旧上水内郡区(信濃町、飯綱町、小川村)は県議選では無投票が長年続いてきており、今回は03年以来、16年ぶりの県議選での選挙となる。 前回選で同区から選出された自民現職の服部宏昭氏(74)の陣営は今回、信濃町や飯綱町を中心に大規模な集会を重ねている。今月中旬、飯綱町で開いた集会には約400人が参加。長野市、飯綱町、小川村、信濃町の各市町村長が顔をそろえ「上水内の火を絶やしてはいけない」と呼びかけた。駆けつけた支持者の年齢層は高め。陣営幹部は「若い世代への支援の呼びかけが鍵だ」と話した。 若いファミリー層が増えている長野市南部を地盤とする候補にも注目があつまる。この地域を主な地盤として7期務めた無所属の高橋宏氏が引退。後継指名はしなかった。 この地域からは今回、新顔4人が立候補を予定している。社民推薦の池田清氏(64)、自民推薦の野本靖氏(46)、国民民主推薦の望月義寿氏(50)はいずれも長野市議を辞しての挑戦。公明党が公認する加藤康治氏(47)も出る。 ある陣営の幹部は「今回の選挙は実力者ぞろい。激戦は必至だ」と話す。(鶴信吾、岡林佐和)◇長野市・上水内郡区(11―13)池田  清 64 無新〈社〉埋橋 茂人 66 立現①風間 辰一 57 自現⑤加藤 康治 47 公新金沢 敦志 56 無現①鈴木  清 71 自現④高島 陽子 50 無現②西沢 正隆 47 自現⑤野本  靖 46 無新〈自〉服部 宏昭 74 自現⑦望月 義寿 50 無新〈国〉山口 典久 58 共現①和田 明子 59 共現③ 現時点で立候補の可能性のある人を掲載。50音順。年齢は投票日現在。公認政党、現職・新顔・元職の別。丸数字は当選回数。四角囲み政党は、推薦・支持。政党はいずれも各県連などが発表したもの。

鳥取)道の駅から神話と山魅力アピール 渡辺志保さん

 因幡の白兎(しろうさぎ)の神話のミステリーツアーは、昨年で第10回を数えた。毎年定員いっぱいになる人気企画だ。生まれ育った地元に「道の駅清流茶屋かわはら」(鳥取市河原町高福)が開業してから13年。地元の魅力をたっぷり詰め込んだ仕掛けを次々に考え出してきた。 因幡の白兎の神話は、大国主命が八上(やかみ)の郷(現・鳥取市河原町)に住む八上姫(やかみひめ)に求婚に向かう途中の物語とされる。「八上姫は、日本で一番初めの恋物語のヒロイン。こんなにおもしろいのに、なんでみんな知らないんだろうって、世にもっと広めたくて」 最初は経理担当だった。短冊に願い事を書いて結ぶ縁結びの木「御縁樹(ごえんじゅ)」を発案したのがきっかけで、積極的に企画を手がけるようになった。恋の川柳を全国から募ったり、恋うさぎのお守りを売り出したり。 地域の農家に出かけての収穫体…

統一地方選 注目区を歩く 東1区・西1区

前回小差一騎打ち再び 東1区 真冬のような寒さが戻った1日午後6時半、行田市のJR行田駅前で公明県本部代表の参院議員がマイクを握って約20分間、「鈴木先生は県政の要中の要」と自民現職の鈴木聖二(64)の応援演説に立った。 自民県連幹事長で6選をねらうベテランだが、前回は無所属新顔の柿沼貴志(4…

長崎)解答例載った問題冊子を誤配布 長崎大入試で

 長崎大が12日に実施した一般入試後期日程の小論文の試験で、採点基準や解答例が載った問題冊子を間違えて配るミスがあった。同大が15日発表した。大学は該当する受験者に再試験を実施済みで、「合否判定に影響はない」としている。合格発表は21日。 12日は9学部の765人が同大で受験。誤配布は、うち1学部の1部屋であった。この部屋では発覚時点で試験を中止。間違って配られた受験生に説明と謝罪をして承諾を得た上で、テーマの異なる予備問題で14日までに再試験を受けてもらったという。大学は個人の特定につながる恐れがあるとして、誤配布のあった学部や受験者数を公表していない。 試験中に試験監督の一人が気づいた。試験マニュアルの不徹底や準備段階での確認不足がミスの原因とみられるという。 入試担当の阪倉良孝・副学長は…

栃木)新時代は令和、県内でも元号発表見守る

 1日、新しい元号が「令和」に決まった。県内でも多くの人が発表の瞬間をみつめた。新元号への驚きや、新しい時代への期待――。様々な思いが巡った県内各地の動きを追った。 新元号が発表された午前11時40分すぎ、宇都宮市役所では来庁者が1階ホールのテレビの周りに集まり、画面を見守った。令和の文字が掲げられた瞬間は「れいわ?」「令って何?」とざわつき、予想外だった人が多かった様子。携帯電話のカメラでテレビ画面を撮る人も多かった。 宇都宮市の中三川和男さん(7…

福岡)庁舎本館解体「待った」大牟田市議会が予算案修正

 国の登録有形文化財の市庁舎本館を解体し、新庁舎を整備する福岡県大牟田市の基本方針案に対し、市議会は18日、予算特別委員会で、関連事業費を削除する新年度予算案の修正案を可決した。新庁舎の基本構想策定審議会の設置条例案も否決した。両案は22日の本会議で採決されるが、結論は変わらない見通しだ。市によると、当初予算案が修正されるのは、この30年間で初めて。 本館解体に「待った」をかける予算委の判断を受け、中尾昌弘市長は報道陣の取材に対し、今後、市民アンケートの再実施や説明会の追加開催などにより、市民の理解を得る努力をする意向を示した。14億円と見込んでいた庁舎整備の国庫負担の申請に間に合わない状況になったため、「整備費用全体を圧縮することが必要」とも語った。その一方で、本館解体の方針は「変更しない」と改めて表明。早ければ、9月議会にも再度、関連予算案を提案する考えを示した。 修正案は自民、公明、社民・国民民主・護憲、共産の4会派が共同で提出。予算案の総務費から庁舎整備事業費1600万円を除き、予備費に回す内容だ。 提案理由で4会派は、市民説明…

奈良)県人事、異動1090人 文化財行政が知事部局へ

 県は25日、4月1日付の人事異動を発表した。部長級11人を含む総数1090人が異動する。退職者の増加などで前年を98人上回る規模になった。女性管理職数(課長補佐級以上)は12人増え、過去最多の104人(全体の13・3%)となった。 組織改編では、文化財の保存と活用を一体的に進めるため、文化財行政を知事部局に移す。教育委員会の文化財保存課と文化財保存事務所が、知事部局の地域振興部の所管となる。同部には文化資源担当の次長ポストも新たに置く。 そのほか、県中央卸売市場の再整備とまちづくりを進める部署として、農林部に中央卸売市場再整備推進室を新設。地域政策課とエネルギー政策課を統合してエネルギー・土地水資源調整課に、統計課を統計分析課に、国際芸術家村整備推進室をなら歴史芸術文化村整備推進室にそれぞれ名称変更する。(加治隼人)

山形)大沼百貨店、米沢店を8月に閉店

 経営再建を進める百貨店「大沼」(山形市)は4日、米沢店(米沢市中央1丁目)を8月15日に閉めると発表した。建物と土地を売却するが、ギフト品を中心とした小規模な新店舗を同市内につくるという。昨年のリニューアルも売り上げ増につながらず、1970年の開店から49年で幕を閉じることになった。 米沢店は地上6階建て、総面積は約9870平方メートル。92年度(3月~翌年2月)のピーク時には約60億円の売り上げがあった。昨年4月、東京の投資ファンドの経営の下、売り場を1~3階に減らしてリニューアルオープンしたが、昨年度(同)の売り上げは12億円に減った。今後も赤字額の拡大が続くと判断したという。 また、建物は耐震診断の結果、震度6強以上で倒壊の危険性があると診断されていた。耐震改修には1億円以上が必要という。老朽化した設備への投資や、さらなるリニューアルも検討したが、資金繰りのめどがつかなかったという。 大沼によると、閉店後、建物と…