岐阜の「へぇ-」知る一冊

◆「みのひだ雑学」松尾一さん出版 地域の文化や歴史にくわしく『岐阜は名古屋の植民地!?』の著書で知られる松尾一(いち)さん(71)が新著『みのひだ雑学』を出版した。「岐阜の阜は国語辞典に見当たらない」「岐阜は関東か関西か」「天下分け目の戦いは4回あった」など、松尾さんならではの視点が満載の一冊だ…

岐阜)倒木防げ、事前に伐採 災害による停電で取り組み

 昨年、岐阜県を中心とする東海地方では、自然災害などに伴う大規模な停電が相次いだ。原因の一つに、台風の暴風による倒木がある。倒木の危険がある木を、災害が起こる前に切ってしまおうという取り組みが加速している。 2月下旬、美濃市で「トラック搭載式フェリンググラップル」という機械の国内初の見学会が開かれた。ツメで木をつかむと、中からチェーンソーのような刃が出てきて切断。木をつかんだまま荷台に運んだ。見守った林業や建設業の関係者は「これは便利」「なぜこういうのがいままでなかったんや」と感嘆した。 県が事務局を務める県森林技術開発・普及コンソーシアムの木質バイオマスエネルギー利用ワーキンググループ(WG)の取り組みの一環。機械はオランダ製で、ドイツの林業機械展示会で見初めたという。現場でよく使われるタイプのトラックに取り付けると、高さ11メートルほどで作業できる。 倒木の恐れがある木を「危険木…

医大移転 矢巾が急上昇 県内の公示地価

 国土交通省が19日発表した公示地価(1月1日時点)で、県内は住宅地と商業地が下落した一方、工業地が2年連続の上昇となった。岩手医大病院の移転計画や物流拠点化が進む矢巾町は、全体的に伸びが顕著。住宅地が大きく伸びていた盛岡南地区では、上昇幅が縮んだ。 工業地の平均価格は1平方メートルあたり1万6…

富山)骨髄バンクドナー登録 県内で増加

 県内で「骨髄バンク」のドナー登録者数が増えている。県によると、これまで月平均の新規登録者は約15人だったが、2月は96人と急増。3月も同じペースで登録が増えているという。競泳の池江璃花子選手(18)が2月に「白血病」と公表したことを受け、白血病などの患者に骨髄を提供しようとの輪が広がっているようだ。 白血病は放射線や抗がん剤の治療の他に、血液を作る造血幹細胞のある骨髄の移植で完治が望める。ドナー登録できるのは18~54歳の健康な人。県内はマリエ献血ルーム(富山市桜町1丁目)などで登録できる。県医務課によると、同ルームの2月の新規登録者は82人で、同月の県内の新規登録者のほとんどを占め、池江選手の報道を見たというスポーツ経験者が多いという。 骨髄移植は、ドナーと患者の白血球の型が適合するとできる。日本骨髄バンクによると、今年2月末現在の国内のドナー登録者は約50万4千人。ただ、適合する患者が見つかるまで数十年かかったり、連絡がつかなくなったりする場合もあり、実際に移植できる確率は約57%。同課は移植率向上に向け、移植手術経験者の講演会を開くなどしている。担当者は「移植の意義や手術の負担をあらかじめ経験者から聞いてもらい、移植率を上げたい」と話す。■「もう一度生きるチャンスくれ…

長野)県議選 一票に託す私の思い

 長野県議選が29日、告示され、統一地方選が始まった。地方議員に力を入れてほしいのはどんな政策ですか? どんな思いを一票に託しますか? 各地で聞きました。 病院の窓口業務をしていて気になるのが、子どもの医療費の窓口負担です。1回の受診で最大500円。通院機会が多い子の家庭には、これでも負担だと思う。他県では無料のところもあり、県内もそうしてほしい。国民健康保険に関する金銭的負担で困窮する人も多いと聞きます。国や県が力を入れれば助かる命はあります。誰でも医療を受ける権利があり、それを徹底してほしいと思います。 ケアマネジャーになって11年。介護現場の人手不足は深刻です。きつい仕事と安い給料。「社会の役に立ちたい」と志しながら、泣く泣く去っていった仲間もいます。国もやっと処遇改善に乗り出しましたが、まだまだ不十分です。僕らの声は小さい。でも、希望に燃えて働く介護スタッフがいてこそ、老後の安心、家族の安心がある。そのことに、候補者も有権者ももっと目を向けてほしい。 埼玉の大学を卒業し、この春から地元にUターン就職します。空気がきれいで、美しい景色や温泉もある長野県が私は好きです。自然をいかして、全国から多くの観光客が集まるような取り組みを、県や県議になる人たちには進めてほしいです。SNSで若者へのアピールに力をいれる自治体は各地にあります。長野も若い人たちがたくさん来るようになったら、より活気づくと思います。 長く教員をやっていたので、子どもたちが気になってしようがありません。きちんと向き合えば、子どもは伸びます。ところが今の教師はあまりにも忙しい。それも印刷、学級会計などの事務に追われています。負担軽減のため、事務を肩代わりする人を雇う予算をぜひ県独自で付けてほしい。それがあれば教師に1日数時間の余裕ができます。子どもと向き合う時間を増やすことができます。

山梨)手作り土器など展示 「縄文王」へ人気投票

 市民が手作りした縄文土器や土偶の作品展「21世紀の山梨縄文王決定戦」が、甲府市下向山町の山梨県立考古博物館・風土記の丘研修センターで開かれている。開催期間は2~7日の残り6日間となり、センターは来館を呼びかけている。 同センターは1989年の開館以来、縄文土器や土偶を作る体験イベントを催してきた。山梨、長野両県にまたがる「星降る中部高地の縄文世界―数千年を遡(さかのぼ)る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅―」が昨年、日本遺産に認定されたのを記念し、市民参加型の展示を企画。センターの催しや学校の学習活動などで製作された作品を募集し、小学生から70代まで約90点が寄せられた。 会場には高さ約10~70センチのさまざまな大きさの作品が並ぶ。考古博物館に展示されている本物の土器を手本にしたものや、自分で独自に考えたものなどデザインもさまざま。来館者による人気投票で「21世紀の山梨縄文王」が選ばれる。 学芸員の野代幸和さんは「縄文…

石川)石川さゆりのつくり方 金沢の企画展にファン集う

 クリエーターやアーティストが選ぶ100冊の本から、作品のルーツを探る。そんな展示を重ねるギャラリー「Books under Hotchkiss」(金沢市広坂1丁目)で22日から新たな企画展が始まった。その名も「石川さゆりのつくりかた展」。 初日は、開場前から来場者が列をなした。「スタッフ一同、『え!』と。こんなの初めてです」とスタッフの大山範子さん。午前6時に京都を出発してきたという新沼礼菜(れいな)さん(23)をはじめ、熱狂的なファンが全国から集い、ギャラリーは熱気に満ちていた。 「津軽海峡・冬景色」「天城越え」で知られる石川さんには女性を主人公とする歌が100曲以上あり、数々の舞台や映画などに出演。百千の女性をいかに歌い、演じてきたのか。「読んだり、調べたり、見たりと、石川は常にインプットを欠かさない」と所属事務所の松田菜瑠美さん。 2階には石川さんのメモ書きが…

新潟)高齢飼い主、愛犬や愛猫どうすれば

 入院や認知症でペットを手放さなくてはならない飼い主と、どうしていいか分からない家族たち。高齢化が進み、そんな問題に直面する人が増えている。ペットの多い新潟市では、民間も支援に乗り出した。 2018年12月、新潟市中央区の市動物愛護センター。中年男性が10歳超の高齢のシーズーとマルチーズを連れてやってきた。 長年かわいがっていた80代の母が病気で入院し、意思の疎通もできない状態になった。飼い主の母が面倒を見られなくなったときにどう対処するか、十分に相談していなかった。男性は自宅で引き取ろうとしたが、すでに飼っている犬と相性が悪く、家族からは殺処分を勧められた。困った末に相談に来た、と職員に説明したという。2匹はセンターが引き取ることになった。 行政が運営する動物愛護センタ…

東京)投票できない18歳

 「18歳選挙権」が導入されて初めての統一地方選。学校教育の中で投票の大切さを学び、進学や就職で全国から東京にやって来た若者たちの中には、投票したくても投票できない人たちがいる。 東京都新宿区の早稲田大で1日、6学部の入学式があった。岐阜県出身のスポーツ科学部の男子学生(18)は東京都東大和市に引っ越したばかり。自動車の運転免許を取るため住民票を移した。14日告示、21日投開票の日程で市長選と市議選があるが、公職選挙法の規定で告示前日の3カ月前までに転入届を出していないと投票できない。「選挙権を得て初めての選挙なので、投票したかった。残念です」と肩を落とした。 宮崎県出身の国際教養学部、吉田凪(なぎ)さん(18)は、東京都中野区に引っ越して住民票を移した。新しい街のことをまだよく知らないが、区議選の争点や各候補者の政策を調べて投票先を決めようと思っていた。だが今回は投票できないと知り、「しょうがない」。夏の参院選に向けて原発や憲法などについての政党と政治家の姿勢を吟味するつもりだ。 東京都八王子市には20を超す…

三重)新元号発表前、伊勢神宮前でチャイム 客ざわめく

 皇室とゆかりの深い伊勢神宮(三重県伊勢市)では1日、新元号の発表直前に突然チャイムが鳴り響き、参拝客らがざわめく場面があった。「さすが伊勢神宮、もう元号が分かったか」。参拝客は一瞬色めきたったが、実は――。 退位を控えた天皇陛下への感謝を示す記帳所がこの日から設けられた内宮前。新元号の発表が予定されていた午前11時半を過ぎると、宇治橋の周囲は張り詰めた空気となり、足を止めてスマートフォンで同時中継に見入る人も。同32分ごろ、チャイムが鳴り響き、「お知らせがあります」とアナウンスが始まった。 「菅義偉官房長官の記者会見の前なのに」「情報が早い」などと興奮した声が上がったが、アナウンスの中身は「お呼び出しのお知らせです……」。周囲は笑いに包まれた。 神宮司庁によると、この日は新…