岡山)餅で元気になって出発の日に 真備で雑煮会

 西日本豪雨から半年を迎えた6日、倉敷市真備町の井原鉄道吉備真備駅前広場で「お雑煮を食べる会」が開かれた。冬の寒さが和らぐ穏やかな好天に恵まれ、用意された千食分が次々と振る舞われた。 地元住民の有志でつくる「真備美しい森を守る会」が、ふるさとを元気にするイベントを開催しようと企画。チラシを市の広報紙に折り込んで全被災世帯に送った。約50人が前日から真備公民館箭田分館で仕込みに精を出し、当日ついたお餅で白だしベースの優しい味に仕上げた。 会場ではあちらこちらで「久しぶり!」との声が飛び交った。辻田地区の池田世美恵さん(81)は現在、船穂町の仮設住宅で暮らす。「元の団地の仲間と再会できた。みんな元気でよかった」。「守る会」の谷口徳治副会長(78)は「被災者の中には『会いたい』『話したい』と思いながら孤立している人が多い。お餅を食べて元気になって、今年の出発の日にしてもらえれば」と話した。(小沢邦男)