宮城)戦時中の年金「発掘」宮城で50件 埼玉の社労士

 太平洋戦争中に軍需工場で働いた人が、当時の職歴に見合った年金を受け取っていないケースがある。いわゆる「宙に浮いた年金」の一つだ。その「発掘」に、埼玉県の社会保険労務士が取り組んでいる。この2年間で宮城県内でも約50件の受給に結びつけ、さらに心当たりがないかを呼びかけている。 国家公務員共済組合連合会(東京)によると、旧陸海軍の工場や台湾、朝鮮の総督府で軍属として働いた人たちは「旧令共済組合」に加入した。終戦で解散したが、加入記録はほとんど引き継がれていない。年金を受けるには、日本年金機構に申し立て、連合会や厚生労働省、都道府県に職歴を照会してもらうなどの必要がある。 2007年に発覚した年金記録問題がきっかけで関心が高まり、当時は連合会への照会が年約3千件に。10年が経過した17年度も約80件あった。 こうした戦時中の年金について…