福島)高湯温泉で避難訓練 吾妻山噴火警戒レベル3想定

 噴火警戒レベル2(火口周辺規制)に引き上げられた吾妻山が、さらにレベル3(入山規制)になったと想定した防災訓練が13日、福島市の高湯温泉であった。毎年、火災や地震を想定した訓練を行っているが、レベル引き上げを想定した訓練は初めて。 火口から約5・7キロ離れた同温泉は、レベル3でも規制範囲(約4キロ)に含まれないが、訓練では高湯温泉旅館協同組合が自主避難すると判断したと想定。組合所属の旅館やホテル計14施設は、客や従業員の人数、火山活動の活発化による温泉設備の異常の有無などを「情報伝達カード」に記入し、消防団屯所に設置した本部に報告し、負傷者役の応急処置や搬送訓練も行った。 同組合の永山博昭事務局長は「火山泥流が発生すればふもとの住民がいったん高湯に避難する場合もある。いち早く情報を把握することを徹底したい」と話した。(古源盛一)