ムサシトミヨ増やしたよ 熊谷・佐谷田小

 県の魚「ムサシトミヨ」の飼育・繁殖に取り組む、熊谷市佐谷田の佐谷田小学校(中村朋子校長、329人)で13日、増殖池から水を抜いて数を確認する繁殖調査があった。昨年のこの時期にオス、メス各10匹ずつを池に残していたのが、1年間で181匹(昨年は102匹)に増えていた。 5、6年生でつくるムサシトミヨ繁殖委員会の14人が参加。市ムサシトミヨを守る会の金澤光・技術顧問(65)ら会員6人に助けてもらいながら、捕獲したり大きさごとに選別したりした。委員長の関口達海(たつみ)君は「去年より数が多くてうれしかった。来年はもっと増えてほしい」と話した。 調査後は昨年同様に池に20匹を戻し、ほかは野生のムサシトミヨが世界で唯一生息している元荒川へ放流。生息域を広げる狙いで、かつて生息していたが現在はいなくなった場所へ放した。(三宅範和)