千葉)「繁華街安全に」 官民が対策会議 五輪控え

 県外からの観光客に安心して繁華街を楽しんでもらおうと、千葉県警は13日、県内の主要な繁華街がある6市の担当者や飲食店などの代表者を集め、千葉市中央区で対策会議を開いた。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた取り組みで、初の開催。定期的に開いて連携を深め、知恵を出し合うことでそれぞれの活動にも生かしていくという。 参加したのは県警と県、千葉、習志野、船橋、市川、松戸、柏の6市の担当者のほか、各地の飲食店や商店街の業界団体、防犯や暴力団の排除に取り組む団体などの幹部ら約40人。 会議では、県警が風俗店の数や違法店の摘発、立ち入り調査の推移などについて説明し、浄化対策に自治体や民間の協力が不可欠と指摘。暴力団が繁華街で資金を得る実態も解説した。柏市で市や商工会議所、商店街と協力して客引きを激減させたボランティア川鍋伸治さん(55)は条例の制定やパトロール、マイクを使った注意喚起などの対策を紹介した。 県警の延澤加壽雄・生活安全部長は「官民一体の対策で、国内外からの訪問者も安心してオリンピック、パラリンピックの感動を共有できる」などと述べた。(八木拓郎)