青森)青天の霹靂、正念場 収量減、品質にも課題

 2018年産の青森県産米「青天の霹靂(へきれき)」の収量(10アールあたり)は480キロで、平年の529キロより1割近く落ち込んだことがわかった。天候不順によるものとみられるが、出荷基準が厳しいわりに収量が確保できないことから、生産者の「青天離れ」が危惧されている。本格販売開始から来年で5年目となるブランド米が正念場を迎えている。 14日に青森市内で開かれたあおもり米「青天の霹靂」ブランド化推進協議会で報告された。今年は8~9月の低温や日照不足によって、もみが成熟する「登熟」が緩慢になり、コメの粒が小さく市場に出回らない「くず米」が平年の約1・5倍にあたる63キロに上った。6月中旬の低温によってもみ数が不足していたことも重なり、収量減につながったという。 品質面でも課題が出た。青天の霹靂は、玄米たんぱく質含有率6・4%以下(水分15%換算)という出荷基準があるが、10月末現在で検査を受けた6967トンのうち、基準を達成したものは6649トンで95・4%。17年産98・4%、16年産98・9%を3ポイント以上、下回った。基準外の原因のすべてが、たんぱく質含有率が基準をオーバーしたことによるものだった。 県によると、水稲が土中から吸…