福島)被災地の少人数教育で教員研修

 原発事故で避難した地域の小中学校の児童・生徒数は震災前の約1割に減っている。存続が懸念される学校もある中、県教委は逆転の発想で、少人数教育の「全国モデル化」を目指す。10月末に初めての教員研修が飯舘村であり、約100人が参加した。 小学5年の総合的な学習の研究授業では、「飯舘の未来を考えよう」をテーマに児童5人に2人の先生が向き合った。畜産とイチゴ栽培を再開した農家2人を見学した学習を振り返り、先生が「なぜ飯舘でまた農業を始めたのかな」と問いかけた。 教室のスペースに余裕があるため、床に模造紙を広げ、児童5人は付箋(ふせん)に書いたそれぞれの答えを説明しながら貼り付けていった。先生も輪に加わり、「使われていない土地を使うため」と書いた児童に、「どうして使われていないの」などと丁寧にフォローした。 授業を担当した飯舘村立臼石小…