山形)秋晴れの下、祝開業30周年 長井線まつり

 第三セクターのローカル線、山形鉄道フラワー長井線(赤湯―荒砥、30・5キロ)の沿線で10月21日、恒例の「フラワー長井線まつり」があった。同線は25日、開業30周年を迎える。秋晴れの下、会場の各駅では物産市や演奏会が開かれ、お祝いムードに包まれた。 この日は1乗車100円で乗れることもあり、列車は軒並み混雑。白鷹町の荒砥駅前では子らの合唱団や吹奏楽がまつりに花を添えた。保線用車両に試乗した同町の小学1年、手塚心翔(まなと)君(6)は「すごく楽しかった」と笑顔。長井駅前では、中井晃社長(64)が「乗ってもらう機会を増やし、あってよかったと言われる山形鉄道にしていく」と決意を述べた。 長井線は旧国鉄の廃線対象路線を引き継いで発足したが、少子高齢化と車の普及で乗客がピークの4割に減少。観光面に力を入れ、懸命の経営努力が続く。(星乃勇介)