奈良)「天平菊絵巻」 なつかしの菊人形、復活へ

 奈良公園や平城宮跡に菊人形などを展示する催しを県が企画している。「天平菊絵巻」と題し、10月27日~11月4日に開く。かつて奈良市で盛況だった菊人形の展示に着想を得た。シカに食べられない工夫をしつつ、準備を進めている。 御蓋山(みかさやま)会場(奈良春日野国際フォーラム前)と平城宮会場(朱雀門ひろば)がメイン会場。菊の栽培が盛んな平群町や葛城市など県内外から集めた3万輪で彩る予定。鉢植えの大輪の菊や、正倉院の宝物を表現した菊装飾など、様々な趣向を凝らして展示する。 御蓋山会場では、遣唐使として唐に渡った阿倍仲麻呂、吉備真備(きびのまきび)、玄昉(げんぼう)を模した菊人形3体が並ぶ。高さ約1メートル70センチの人形を菊の花で飾り、衣装を表現する。 菊人形の展示は、奈良市にあっ…