沖縄)沖縄将棋「象棋」に夢中 駒などにしまくとぅば

 琉球王国時代から沖縄に伝わる伝統将棋「象棋(チュンジー)」が、県内で小学生を中心に少しずつ人気が高まっている。中国発祥の盤上遊戯だが、駒(タマ)の名称や決まり手などの用語にしまくとぅばが使われるなど、沖縄で独自の発展を遂げた。象棋普及会代表の仲村顕さん(45)は「象棋にまつわるしまくとぅばを収集し、保存と継承のため記録を残す必要がある」と指摘する。 象棋は7種類16個の持ち駒で、日本将棋のように王「将・帥(ヲー)」を詰むゲーム。仲村さんによると、中国将棋「象棋(シャンチー)」が15世紀以前に琉球に伝来したとみられ、首里城跡からも三つの象棋駒が発見されている。 ゲームの用語や道具の名称にはしまくとぅばが多く使われる。最初に先攻と後攻を決めるため、沖縄式のじゃんけん「ブーサー」でゲームを開始。陣地の手前中央部分は「城(グスク)」、陣地中央のスペースは「河(カーラ)」と呼ばれる。 相手と自分の将・帥の間に他の…