和歌山)救命胴衣をドローンで届ける 上富田で防災訓練

 災害時の物資運搬や避難誘導に小型無人飛行機のドローンを活用する防災訓練が21日、上富田町であった。南海トラフ地震を想定した町主催の訓練で、ドローンの運用は白浜町のソフトウェア会社「クオリティソフト」が、ドローンの映像を災害対策本部などに送るシステムについては画像機器販売の「リコージャパン」が協力した。 訓練ではまず、上空に飛ばしたドローンから「避難所は熊野高校です。ただちに避難してください」と日本語、英語、韓国語で避難誘導のアナウンスを流すテストをした。パソコンに入力した文字を音声データに変換し、デジタル無線でドローンのスピーカーへ送る仕組み。通常のスピーカーでは羽根の回転音にかき消されてよく聞こえないが、クオリティソフトが独自に設置した「圧電スピーカー」によって聞き取りやすい音声が流れた。 川の中州に取り残された人へドローンで救命胴衣を運ぶ訓練もあり、川岸から約200メートル離れた遭難者のもとへ正確に届けた。ドローンのスピーカーからは「救命胴衣を運びますので、その場で動かずにお待ちください」との音声が流れ、遭難者を安心させた。 同社スタッフによると、海外で…