27日から全日本合唱コンクール 

◆鍛錬で培った歌声響く 4年ぶり出場の府中四中 第71回全日本合唱コンクール全国大会の中学校・高校部門が27、28日、長野市のホクト文化ホールであり、都内からは中学校部門に府中四中と豊島岡女子学園中が、高校部門に杉並学院高と豊島岡女子学園高がそれぞれ出場する。杉並学院高は2年連続、豊島岡女子学園は中学・高校ともに2年ぶりの出場。今回は4年ぶりに出場する府中四中を紹介する。 府中四中の放課後の練習の始まり。部員はひじを床につき、足はまっすぐ伸ばしてつま先で支える。「プランク」と呼ばれる体幹トレーニングをしながら、「シー」と息を吐く。 全国大会常連校に比べて身体が小さいのが悩み。部員から「トレーニングを増やしたい」と申し出た。他にも空気イスをしながら歌ったり、片足を上げながら練習したり……。運動部さながらのトレーニングで培われた歌声は、ぶれずに伸びやかに響く。 きつい練習を経て、2014年以来となる3回目の全国大会出場を決めた。指揮者の横田純子顧問は「全国に出られない時も、気持ちを強く持って練習を続けるまじめさが受け継がれた成果」と話す。 今年のチームは明るさと、透明感のある声が持ち味だ。それを生かせると選んだ曲は「コルシカ島の二つの歌」と「エル・ハンボ」。前者はコルシカ語、後者は多様な言語をミックスした歌詞だ。藤田舞部長(3年)は「日本語でない分、歌声で感情を伝えたい」と意気込んだ。(大賀有紀子)