北海道)札幌市電、20年度にも上下分離方式を導入へ

 開業100年を迎えた札幌市の路面電車(市電)について、札幌市交通局は施設保有と鉄道運行を別主体にする「上下分離方式」を2020年度にも導入する方針を明らかにした。施設は交通局が持ち、運行主体は市交通事業振興公社を想定。年明けの市議会に関連議案を提出する方針だ。 札幌市の渡辺寛也事業管理部長が22日、市議会第2部決算特別委員会で明らかにした。 札幌市電は15年12月のループ化で、乗客が増え、17年度決算で運賃値上げの効果もあり、約4400万円の黒字となった。ただ、それ以前は長年にわたり赤字が続いていて、累積赤字は約4億1400万円にのぼる。2年後には約40億円を見込む電車事業所の改修工事も予定され、経営は予断を許さない状態だ。 14年には当時の上田文雄市長…