山形)新庄弁で味わう昔話 みちのく民話まつり

 「むがす、むがす、あったけど……」 古い農家のいろり端で昔話を楽しむ「みちのく民話まつり」(新庄民話の会、新庄市教育委員会主催)が20日、山形県新庄市泉田の旧矢作家住宅で開かれ、首都圏や香川県などから約100人が集まった。 新庄民話の会(佐藤栄一会長)の伊藤佐吉さん(90)らメンバー11人が、水不足の年、田植えを手伝った猿に3人娘の1人を嫁にやらなくてはならなくなった「さるむがす」などの昔話を新庄弁で語った。 民話の会の渡部豊子副会長(76)は「昔話には新庄弁でしか表現できない気持ちや感覚がある。大切な地域の文化として伝承していきたい」と話していた。(三木一哉)