群馬)群大病院、電子カルテ閲覧自由に 事故再発防止策

 手術後に患者が死亡する事故があった群馬大学医学部付属病院(前橋市)は、入院患者が自分の電子カルテを自由に閲覧できるシステムを導入する。事故を教訓として進めている再発防止策の一環。22日に院内で開いた「患者参加型医療推進委員会」の第2回会合で、遺族らに説明した。すでに患者への術前説明の録音データを電子カルテに取り込む仕組みを取り入れていることも明らかにした。 群大病院によると、電子カルテの閲覧は病棟に設置している端末を使い、医師が記載した内容や画像、処方された薬などが確認できる仕組み。IDやパスワードによる認証が必要で、来年1月からの運用開始を予定している。これまでカルテを閲覧するには開示請求をしなければならず、1カ月ほどかかるケースもあったという。 術前説明の録音は、今年1月から実施。8月ごろからは、パソコンなどの端末につけたマイクで収録した音声データを、電子カルテに直接取り込んでいるという。録音は、体への負担やリスクの大きい医療行為が対象で、患者に録音の希望の有無を確認して実施している。 録音を実施したのは、今年1月…