山梨)乙黒選手の快挙に地元も大喜び

 ハンガリーで22日にあったレスリングの世界選手権で、男子フリースタイル65キロ級に初出場した山梨県笛吹市出身の乙黒拓斗選手(山梨学院大2年)が初優勝を果たした。19歳10カ月での優勝は、1974年大会で52キロ級を制した高田裕司さん(64)=現山梨学院大監督=の20歳6カ月を44年ぶりに破る快挙だった。地元の関係者も「東京五輪の星だ」と喜びにあふれた。 準決勝でロシアの選手を下すと、決勝ではインドの選手を16―9で破った。恩師の目の前で、最年少記録を更新した。高田さんは「教え子が自分の記録を破る。これ以上最高のことはない。彼は平成の怪物」と喜びを語った。 石和南小出身の乙黒選手は4歳の時、今回の世界選手権にも70キロ級で出場した兄の圭祐選手(21)とともに、山梨ジュニアレスリングクラブで競技を始めた。父の正也さん(44)は農林高の元選手で、自宅でもマットを敷いて練習したという。 現在でも乙黒選手はクラブに来…