青森)県庁、「減築」で白寿の夢 床面積減で耐震化確保

 青森県が2015年度から進めてきた県庁舎耐震・長寿命化改修工事が大詰めに入っている。改修のキーワードは「減築」。今ある建物の床面積を減らして耐震強度を確保し、長持ちさせる考え方で、公共工事では珍しい。背景を探ると、県保有の施設を縮小させながらも、残すものは「米寿」を超えるまで活用するという県の方針があった。 「都道府県の庁舎としては初めての試み。慎重に作業を進めました」。改修工事が終盤を迎えた県庁で、行政経営管理課の駒井裕民総括主幹は語った。 ヒバをふいた外壁が明るい色彩を放つ県庁の南、東棟は、元々は8、6階建てだった。今は鉄筋コンクリート6、5階建てだが、減築された面影を感じさせない。外部からの視察は2017年度は16件に上った。 知事室や職員の執務室が入る南…