秋田)伝承芸能を子どもたちが披露 北秋田・阿仁地区

 秋田県北秋田市の阿仁地区に伝わる伝承芸能を子どもたちが披露する発表会が17日、阿仁ふるさと文化センターであった。児童・生徒ら30人が、国の重要無形民俗文化財「根子番楽」のほか、市指定文化財の「阿仁からめ節」「比立内獅子踊」などを演じた。 北秋田市には国、県、市指定の伝承芸能が計21件ある。このうち阿仁地区には8件が伝わる。「阿仁からめ節」は江戸時代に阿仁銅山で生まれた作業唄で、働く喜びなどを表現。現在は阿仁中学校の生徒らが伝承している。「比立内獅子踊」は先祖供養の踊りで、子どもたちの勇壮な動きに会場から盛んな拍手が贈られた。 発表後、子どもたちは「伝統を守っていきたい」「引き継いでいきたい」などと決意を語った。 発表会は20回目。青少年育成北秋田市民会議が、子どもたちに郷土への誇りを育んでもらうことなどを目的に鷹巣地区で開いてきたが、今年は指導者の高齢化や児童・生徒の減少が進む阿仁地区で開いた。(加賀谷直人)