岩手)日本三大奇祭の蘇民祭体験 本番さながら袋争奪戦

 日本三大奇祭の一つとされる岩手県奥州市水沢の黒石寺(こくせきじ)蘇民祭の体験会が18日、同寺であり、「ジョヤサ」「ジャッソウ」のかけ声の中、本番さながらの蘇民袋争奪が繰り広げられた。 県南11カ所の蘇民祭関係者でつくる「岩手の蘇民祭保存会」が開き、今年で2回目。県南の蘇民祭は1~3月に開かれるが、参加者が減少傾向で、同会の高橋君夫会長(69)は「体験会をきっかけに祭りへの参加者を増やしたい」と話す。 精進料理講習などを体験した女性も含め、県内や関東地方から20人が参加。男たちは川で身を清めたあと大人と子どもに分かれ、袋の争奪戦へ。祭り本番への参加経験がある新潟県燕市の会社員三浦幸蔵さん(45)は「来年2月の本番に向けて準備ができた」。奥州市の小学5年佐藤光(てる)君は「体を清めることとか、いい体験になった。本番にも参加します」と話した。(泉賢司)