岩手)スマート園芸で5倍のトマト 県施設で研究進む

 情報通信技術(ICT)を活用し、トマトの収量を飛躍的に向上させて省力化もはかる研究が、北上市成田の岩手県農業研究センターで進められている。栽培に適した環境を人為的に作り出すことで通年収穫ができるようにし、農家の所得向上などをめざす。 センター内にある「スマート園芸技術研究開発拠点」。430平方メートルの大きなハウスは、軒高も4メートルと一般のハウスに比べ2倍ある。11月中旬、霜が降りる寒さの中、ハウス内では大きなトマトが鈴なりに実っていた。 従来技術はハウスを暖房する程度だったが、国の交付金で整備したこの拠点施設では、光合成に必要な二酸化炭素や湿度も自動制御。トマトの生育に最適な環境をコンピューターで管理する。 寒冷地の岩手では冬場の収穫が…