秋田)高齢の働き手輝く 5年連続全国1位の先進地

 60歳定年制は今や昔。人手不足の緩和や社会保障の安定化のため、政府は企業に継続雇用を求める年齢を65歳から70歳へと引き上げようとしている。そうした中、高齢化率が全国一の秋田は一足早く、70歳以上の働き手が輝ける先進地となっている。 タクシー会社あさひ自動車(本社・秋田市)では、167人いる従業員のうち30人が70歳以上だ。総務課長の佐藤忠さん(81)は「接客のテクニックに優れ、地理にも詳しい。高齢者雇用のプラス面は大きい」と話す。 業界がドライバー不足にあえぐ中、同社は2014年に定年を65歳に引き上げ、再雇用の上限を撤廃した。今では60歳以上の従業員が8割近く(129人)を占める。 短時間勤務といった多様な働き…