佐賀)知事選立候補予定の2氏に原発への考え問うアンケ

 29日告示、12月16日投開票の佐賀県知事選を前に、市民団体「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」は27日、立候補を表明している現職の山口祥義氏(53)=自民、公明推薦=と新顔で共産党県委員長の今田真人氏(72)=共産推薦=に対し、九州電力玄海原発などに関する考えを尋ねたアンケートの結果を公表した。 アンケートは全8問で、裁判の会など3団体が実施した。 2017年4月の再稼働同意について、山口氏は「再生可能エネルギーは安定供給に課題があり、現時点では一定程度原子力発電に頼らざるを得ない」などとして「妥当」。今田氏は「世論調査でも反対が賛成を上回っている。30キロ圏内の自治体でも反対しており、安全という保証はない」として「撤回する」と回答した。 現行の避難計画で県民を守ることができるかという問いには、山口氏は「原子力災害対策には、これで『完璧』『終わり』、そして『絶対』はない」などとして「その他」と回答。今田氏は「完全な避難計画をつくることは無理」として「できない」とした。周辺自治体の同意権の必要性については、山口氏が「その他」と回答する一方、今田氏は「必要」とした。 アンケートは22日に両陣営に依頼し、26日までに回答があったという。結果は裁判の会のHP()でも見ることができる。会の永野浩二事務局長は「県民生活に重大な影響を与える問題。判断材料のひとつにしてほしい」と話している。(黒田健朗)