鹿児島)奄美の自然遺産再推薦に向け、内容修正を検討

 世界自然遺産登録への再推薦が決まった「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」について、国や地元自治体は26日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)に再提出する推薦書の修正版の内容を専門家に検討してもらう会合を奄美市で開いた。これまでは4島で計24区域に分断されていた遺産候補地を五つにまとめる方針を示した上で、保護や管理の項目を中心に意見を聴いた。 ユネスコ諮問機関の国際自然保護連合(IUCN)は今年5月、候補地の分断などを理由に奄美・沖縄の「登録延期」を勧告。政府はユネスコへの推薦をいったん取り下げたが、今月2日に再推薦すると発表した。目標とする2020年の登録実現のためには推薦書の修正版を来年2月までに再提出する必要がある。 26日の会合には動植物や環境の専門家ら9人が出席。事務局の環境省が、複数に分かれている奄美大島と沖縄本島北部、西表島の候補地をそれぞれ1区域にまとめ、統合が難しい徳之島の2区域と合わせ、計5区域にすると説明。沖縄本島では、IUCNが「重要地域」と指摘した米軍北部訓練場返還地の大部分も候補地に含めるとした。 IUCNが自然への「脅威」と…