大分)大分県独自品種「ベリーツ」 初競り式

 8年かけて開発された大分県の独自品種イチゴ「ベリーツ」の今年の初競り式が11月30日、大分市豊海4丁目の市公設地方卸売市場であった。作付面積は昨年の7倍に増加。関係者は「より多くの消費者に味わってもらいたい」と期待を込めた。 ベリーツは、「ストロベリー」と「スイーツ」をかけ合わせた造語。佐賀県が開発した「さがほのか」と病気に強い品種などとの交配を繰り返し、昨年販売を開始した。 この日は、約160の農家が計7ヘクタールで生産した600キロほどが入荷。威勢の良いかけ声とともに次々と競り落とされ、最高値は1箱12粒で10万円だった。 大粒で発色が良く、強い甘みと芳醇(ほうじゅん)な香りが特徴。県いちご販売強化対策協議会の田中広幸会長(60)は、「大分のイチゴとしてみなさまに可愛がってもらえれば」と話した。(前田朱莉亜)