長崎)原爆テーマの戯曲「マリアの首」を映画化へ

 長崎市出身の劇作家・田中千禾夫(ちかお、1905~95)の原作で、原爆投下後の長崎を舞台にした戯曲「マリアの首」が映画化されることになった。2020年夏の公開を目指すという。 田中千禾夫は慶応大在学中に劇作家の岸田国士に師事。戯曲「おふくろ」で注目され、戦後新劇界では最も影響力のある劇作家の一人に数えられた。 「マリアの首」(1959年)は、原爆で焼けた浦上天主堂の保存でもめるなか、最後に残されたマリア像の首を人知れず運び出そうとするカトリック信者たちの物語。これまで舞台での公演はあったが、映画化されるのは初めてという。 11月28日には松村克弥監督…