熊本)障害者ら、輝く感性 天草でアール・ブリュット展

 自閉症などの障害を持つ人たちが、感性のままに表現した「アール・ブリュット」(フランス語で「生〈き〉の芸術」の意)の展覧会が、熊本県天草市志柿町の天草教育会館で開かれている。県内の22人の作品約60点が展示されており、繊細な技術と鮮やかな色彩が来場者を引きつける。12月2日まで。 芸術でつながる地域共生の社会づくりをめざす「アール・ブリュット・パートナーズ熊本」(会長=西島喜義・元熊本市副市長)の主催。今回は、昨年の展覧会に初出展しながら会場に向かう途中に倒れ、約10日後に20歳で亡くなった天草市出身の浜大生(だいき)さんをしのび、天草での初開催が決まった。 会場では、玉名市のちぎり絵作家荒木聖憲(みのり)さん(24)の「四季彩の楽園」と題する作品が驚くほどの精緻(せいち)さで来場者の目を引く。極小の色紙を縦1メートル、横2メートルの画用紙に張りつけ、制作に2600時間、約1年半をかけたという「超大作」だ。 色鉛筆と水性ペンを駆使して独…