鹿児島)北薩―天草で自転車ツアー開拓 2県共同企画

 北薩と天草を結んでサイクリングを――鹿児島県北薩振興局と熊本県天草広域本部でつくる「北薩・天草広域観光推進協議会」は11月末、「自転車王国」として知られ訪日客も多い台湾から旅行会社幹部らを招いて周遊ツアーを開催した。景観のよさなどで高い評価を得て、サイクリングによる観光振興に期待が高まっている。 県境をまたいで連携を図る協議会が発足したのは2016年夏。昨年度は県内外の情報誌や旅行関係者を招いて体験ツアーを2回開催したが、今回はサイクリング熱の高まりとインバウンド(訪日外国人)の伸びをにらんで、世界屈指のメーカーを抱える自転車大国でサイクリング人口も多い台湾にターゲットをしぼったという。 招かれたのは台湾の大手旅行会社東南旅行社でサイクルツーリズム部門を担当する石素慧部長や旅行誌の編集長、旅行サイトの記者、一般の愛好家ら計6人。このうち石部長は日本各地のレースや大会に参加した経験がある。同社は日本へのツアー商品も手がけ、サイクリング旅行で国内トップ級の人気がある「瀬戸内しまなみ海道」にも台湾の愛好家を送り出しているという。 6人は台北―福岡発着便を利用…