群馬)湯の花採取 草津温泉

 古くは鎌倉時代にも採取したと伝えられる草津温泉名物の「湯の花」採取が1日、湯畑であった。硫黄の濃いにおいが立ちこめるなか、参加者は順番にふだんは立ち入り禁止の湯畑におりて楽しんだ。 湯畑は、湯畑源泉から湧き出た湯を7本の湯樋(ゆどい)で流している。冷たい空気に触れた湯が凝縮し温泉の成分が沈殿して出来るのが湯の花だ。町は定期的に採取し、土産物店で販売している。年に1回、宿泊客らに開放しており、この日は午前10時の開始前には定員30人に達した。 横浜市の青山拡司さん(38)、愛美さん(32)夫妻は前日から宿泊。「湯畑に下りて貴重な湯の花をとることができてうれしい。友人にもお裾分けし、自宅で温泉気分を味わいたい」と話していた。(泉野尚彦)