千葉)迎春準備、大しめ縄作り、若手奮闘 成田山新勝寺

 正月三が日に毎年300万人以上が訪れる成田山新勝寺(千葉県成田市)で、初詣客らを迎える大しめ縄作りが11月上旬から進んでいる。地元の農家が栽培した稲わら約2500束が使われ、完成すれば幅6・6メートル、高さ1・2メートル、重さは200キロになる。今月25日に大本堂前に飾りつけられる。 大しめ縄は、わらの束を稲架(はさ)に掛けたように見える独特の編み方が特徴。五穀豊穣(ほうじょう)を祈願して江戸時代の元禄期に成田山中興第1世の照範(しょうはん)上人が作ったのが始まりとされ、「照範じめ」と呼ばれる。 新勝寺工務係の秋葉文夫さん(59)は「今年は酷暑だったせいか、わらが長く青みが残っている。姿の良いしめ縄になりそう。平成最後の正月。良い年になるようお参りをしてほしい」。寺では行事に合わせて1年に1度だけの仕事も多い。今年から新たに工務係に加わった斉藤圭吾さん(18)は「難しいけど、やりがいがあります。何十年とかけて技術を磨いていきたい」と話した。()