東京)100年前、ニューヨーク撮影の写真が家族つなぐ

 セピア色の肖像写真。東京都練馬区在住のカメラマン佐藤朗さん(40)が、祖母の遺品から見つけた写真には背広を着こなした若かりし頃の祖父の姿があった。いつ、どこで、誰が撮影したのか。手がかりは台紙にあった「LAQVAN STVDIO」と「FIFTH AVE. NEWYORK」の文字。そして行き着いたのは――。 佐藤さんの祖父水野哲三さん(故人)は100年ほど前、仏教の教化活動のために渡米した。コロラド州の大学に通い、貿易関係の仕事に就いたという。写真は米滞在中の撮影と思われたが、「LAQVAN STVDIO」が何語か分からず、インターネットでも米国のスタジオにたどり着けなかった。 しかし、フェイスブックが一気に今に近づける。 武蔵野市の吉祥寺駅近くに写真…