山口)朝鮮通信使の饗応料理を味わう 下関

 江戸時代に朝鮮王朝から日本へ派遣された外交使節団「朝鮮通信使」をもてなした料理を再現するイベントが、山口県下関市の料亭旅館「みもすそ川別館」であった。平和外交の接待の心を知ろうと企画されたもので、市民ら50人ほどが当時の料理を味わった。 日韓交流に取り組んでいる市民団体「リバーリンク・プロジェクト実行委員会」(小川裕司代表)が主催し、11月19日に開かれた。第1部では、下関市立歴史博物館の町田一仁館長らが登壇。昨秋にユネスコの「世界の記憶」に登録された、朝鮮通信使に関する資料の意義や接待に出された料理を解説した。 江戸時代の朝鮮通信使は12回来日し、そのうち11回は往路帰路ともに下関に寄港。1711(正徳元)年に朝鮮通信使が訪れた際の見事な接待は「長門下之関御馳走(ごちそう)一番」と幕府に報告されたという。町田館長は「食は人と人が一番仲良くなることができる大切なツール。一緒に食べることでコミュニケーションがとれ、本当の交流が生まれる」と述べた。 第2部では、タイのみそ焼きや…